海外発!見方が変わる仕事との向き合い方(第42回)

「働きがいがある会社」5年連続1位の企業の秘密

2015.02.03 Tue連載バックナンバー

 企業にとって理想的な組織とは、そこで働く従業員がやりがいを感じていて、かつ最大限の成果を上げる、ということでしょう。よくある「働きがいのある会社ランキング」などで発表されるように、そのような組織作りに成功している会社は多くあります。

 英国の雑誌PR Weekが選ぶ「Best Place to Work」賞、つまり最も働きがいがある会社という称号に5年連続で輝いた企業があります。それはクレア・メイソン氏が2005年に設立した、戦略・コミュニケーションコンサルタント会社、マン・バイツ・ドッグ社です。同社はその他にも「トップ10 B2Bコンサルタント会社」に選ばれたり、B2Bマーケティング・マガジンの「PR エージェンシー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したり、数々の素晴らしい栄誉を得ています。

 同社のチームは起業家精神に溢れており、それが業界をリードする企業となった要因とされています。メイソン氏はいかにしてこのようなチームを束ねているのでしょうか?

 

会社文化を最初から決定する

 マン・バイツ・ドッグ社はメイソン氏がたった1人で始め、今は30人程のチームとなっています。メイソン氏は常に、会社がどこへ向かっているか、何をしているかといったビジョンについて従業員と意見を交換してきました。従業員同士は互いを思いやることを大事にしています。互いに気を配り、仕事量を分け合い、知識を共有するという意味で平等に責任をもっているというのです。

 社内政治のようなものは一切ありません。職場に亀裂が生じるのは、たいていそういった企業文化によるものです。ここに責めの文化はありません。とても大事なことですが、誰かがミスをしたら、そのことについて手を挙げることで、仲間によって対処、修正されるのです。オープンな文化がないと、何かが起きた時にそのことを話そうとしなかったり、他人を非難しようとしたりします。

 ここで働く人々は他者に恥をかかるようなことはしません。実力主義で、誰もが他の人に対してとても協力的なのです。

 

時間とはチームを育てるために投資しなければならないもの

 ビジネスでは、時間は投資としてみなす必要があります。利益を分単位で勘定していては、考えるための時間は持てませんが、時間とビジネスは無関係というわけではありません。… 続きを読む

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