スポーツ界の改革を想う(第2回)

高校野球の監督の座 元プロとアマで奪い合い

2014.05.05 Mon連載バックナンバー

 学生野球もシーズン到来である。フレッシュマンが載ったメンバー表を見るのもこの季節の楽しみだが、多くの大学は100人を優に超える部員がいて、レギュラー争いもさぞかし激しいことだろう。

 半面、関係者からこんな話も聞いた。「体育系の学部がある大学の野球部は、レギュラーとその予備軍が半分、後の半分はレギュラー争いを横目に、教職課程を取って高校野球の指導者を目指し練習を通じて黙々と指導方法を学んでいる」

 

3月に435人が指導資格を回復

 高校の野球部は全国で約4,000。それだけの数、監督がいて、さらにコーチもいる。大学も加えれば、けっこう需要はあるようだ。そんなオーソドックスなコースを歩んで指導者を目指す彼らにとっては、うざったい存在になったのが、アマチュア資格を回復した元プロたちだ。

 日本学生野球協会が3月に開いた資格審査委員会で元プロ227人のアマ資格回復が認定され、1月に認定された208人と合わせて、いっぺんに435人が資格回復した。

 プロ野球選手の多くは、「引退後は高校野球の監督を…」と憧れているそうだ。その夢が叶いやすくなったのは元プロにとっては朗報だが、「何か裏でもあるのか」と勘ぐりたくなるような、急激な規制緩和ではある。… 続きを読む

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産経デジタル

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