サッカー界のプロフェッショナル(第2回)

中村俊輔 ニュータイプのキャプテン

2014.04.17 Thu連載バックナンバー

名門復活の裏側に

 サッカーJ1の横浜F・マリノスが、強さを取り戻しつつある。Jリーグ発足前の日本リーグ時代は、前身の日産自動車がリーグ戦や天皇杯で優勝を争い、Jリーグ発足後も東京ヴェルディ(当時ヴェルディ川崎)などと覇権を争う強豪だった。だが徐々に失速。2004年のリーグ優勝を最後に、2013年度に天皇杯を制するまで10シーズンを要した。大きな転換点は、元日本代表でスコットランドなどで活躍したMF中村俊輔が古巣へ復帰した2010年。ニュータイプのキャプテンがチームを変えた。

 “アラフィフ”のサッカーファンなら、マリノスの前身である日産自動車の黄金期をご存じだろう。1988-89、1989-90とリーグ2連覇。天皇杯では1988年から5年連続で決勝へ進出し、4度優勝。その間、金田喜稔、水沼貴史、木村和司、井原正巳など数多くの日本代表を輩出した。日産自動車は間違いなく強豪だった。

 Jリーグ開幕後も、1995年にリーグ優勝。前日本代表監督の岡田武史氏を擁し2003、2004年と連覇。だが、その後は長い低迷期が続いた。2005年からの5年間は9位→9位→7位→9位→10位。かつての輝きを失った。

 

言葉ではなく、プレーで人を動かす俊輔

 2010年。1人のファンタジスタがチームを変えた。… 続きを読む

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産経デジタル

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