新グローバル競争に挑む自動車業界(第1回)

自動車販売続伸の米国、我慢比べの欧州

2014.06.01 Sun連載バックナンバー

 かつて同規模とされた欧州と米国の自動車市場だが、リーマン・ショック後から現在に至るまでの間に、その規模に明暗が出ている。米国市場は、米ゼネラル・モーターズ(GM)の経営破綻などがあったものの、市場は大きく回復。一方の欧州市場は、ギリシャ危機が発端となり、南欧を中心に財政不安が露呈。景気回復が遅れ、市場縮小が続いている。米国で販売を伸ばし、欧州では我慢比べをしているのが、自動車各社の現状だ。

 リーマン・ショック後の2009年の年1,040万台から立ち直り、昨年は1,560万台まで回復した米国市場。14年もさらに拡大する見込みで、トヨタ自動車は「1,600万台まで回復する」と予測する。

 力強さを物語るのが、今年2月の販売実績だ。2月は、米東海岸などを襲った寒波で販売店の客足が鈍ったにもかかわらず、前年同月比でわずか293台減の119万3,872台にとどまった。日本勢では、ホンダが7.0%減、トヨタが4.3%減となる一方、日産自動車が15.8%増と気を吐いた。… 続きを読む

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産経デジタル

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