スマート化する飲食・小売店(第3回)

予約管理を一変させるアプリ「TORETA」

2014.07.05 Sat連載バックナンバー

 少しずつIT化が進む飲食店の中で、もっとも紙ベースで行われているのは予約管理だという。飲食店オーナーが生み出した、低価格の予約台帳システムを実現するiPadアプリ「TORETA(トレタ)」が予約台帳を置き換えてしまうかもしれない。

 

紙での予約管理が過去のものに?

 飲食店では予約状況を紙で管理しているのが当たり前―。そんな常識を変えるのがiPad向けの予約台帳アプリ「TORETA」だ。

 いまや卓上や店員の手に注文用タブレットを置く飲食店は珍しくないが、トレタ社の中村仁社長が目をつけた予約台帳は、もう一歩手前を見すえたものだ。中村社長によれば、電話やネットからの予約を受け付けた場合、時刻や人数などの予約内容を紙に書きつけている例が多く、スタッフ間や店舗間で共有するのが難しい状況にあるという。

 トレタは紙に書く代わりに、客の条件をiPadの画面に入力していくのが主な機能だが、その使い勝手には飲食店「豚組」のオーナーでもある中村社長のこだわりが込められている。

 画面には「お日にちはいつですか」「人数は何名様ですか」といった項目が表示され、「項目を見ながら聞いていけば新人でも予約を受けることができ、スマホに慣れている若い人なら教育ゼロで使える」(中村社長)。特別なトレーニングやマニュアルの学習などを必要とせずに、効率的な予約処理が可能になるというのが売り物だ。

 

情報共有が大きな強み

 このような簡単な操作方法に加えて、関係者による情報共有が容易なのもトレタの強みだという。… 続きを読む

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産経デジタル

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産経新聞グループ各媒体のウェブサイト運営、ポータルサイト・モバイル端末などへのニュースコンテンツなどの配信を手がけています。ウェブでも国内最大級のニュースサイト「MSN産経ニュース」などを運営する産経新聞グループの記者が「Bizコンパス」のために書き下ろした、ここでしか読めない記事です。

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