復活!変わる電機業界(第3回)

商機到来 ビッグデータのソリューションビジネス

2014.06.10 Tue連載バックナンバー

 インターネットやソーシャルメディアの普及で注目されている、大量の情報を活用する「ビッグデータ」。これまで製品やシステムを提供してきた国内の電機メーカーも新たな市場創出をにらみ、ビッグデータのソリューションビジネスに乗り出している。

 富士通は、昨年6月に顧客のビッグデータ活用を支援する「ビッグデータイニシアティブセンター」を開設した。顧客や協業パートナー、ベンチャー企業向けに「データ活用価値創造支援プログラム」を提供する。フロントセンター要員30人を中核に800人体制で顧客を支援する。

 阪井洋之統合商品戦略本部長は「(昨秋時点で)400件の商談があったが、企業ではまだどう活用していいのか、わからないという声が多い」と話す。このため昨年10月にビッグデータの活用を提案する10種類の課題解決メニューを用意。顧客に導入効果や実装モデルを具体的にイメージしてもらい、事業の拡大を目指す。

 

組織の大幅拡充で商機に対応

 NECもビッグデータのソリューションとして、プラント故障予兆監視や情報ガバナンス強化、需要予測型自動発注、人材マッチングの4つのメニューを展開する。若目田光生ビッグデータ戦略室長は「これまでの400件の商談を類型化すると、顧客の期待は4つの領域で90%以上を占める」と説明する。今後は各領域で多数の検証プロジェクトを展開し、メニューを拡大する。

 さらに、アビームコンサルティングと共同で… 続きを読む

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産経デジタル

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産経新聞グループ各媒体のウェブサイト運営、ポータルサイト・モバイル端末などへのニュースコンテンツなどの配信を手がけています。ウェブでも国内最大級のニュースサイト「MSN産経ニュース」などを運営する産経新聞グループの記者が「Bizコンパス」のために書き下ろした、ここでしか読めない記事です。

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