大リーグで戦う日本のサムライ(第2回)

上原浩治、柔と剛を持ち合わせた「雑草魂」

2014.04.09 Wed連載バックナンバー

 ワールドシリーズ制覇という最高の栄誉に輝いたボストン・レッドソックスの上原浩治投手。「雑草魂」を座右の銘に、逃げ出さない強い気持ちで体調を整え39歳の今季に臨んだ。

 

「信じられない投球」とオバマ大統領が称賛

 米国のオバマ大統領(52)が米大リーグのシカゴ・ホワイトソックスの熱烈なファンであることは有名な話。けれども、ひとつのチームをひいきしていては、国のリーダーである大統領の職務は勤まらない。ワールドシリーズの優勝チームが大統領の執務するホワイトハウスを訪問するのは恒例行事で、昨シーズンの覇者となったボストン・レッドソックスも4月1日、チームでオバマ大統領を表敬訪問した。

 その中にいたのが、鬼神のような活躍でレッドソックス優勝の立役者となった上原。オバマ大統領もその投球にくぎ付けになったひとりで、昨年10月にワールドシリーズ制覇が決まった直後、レッドソックスのファレル監督(51)に祝福の電話をかけて「信じられない投球を見せた」と称賛した。

 その印象は半年たった今も強く残っていたようで、ホワイトハウスを訪れた上原を「コウジの代名詞といえるスプリットを武器に、歴史に残る最高のポストシーズンを過ごした」と改めてたたえた。「雑草魂」を座右の銘に歩んできた男が、世界を動かす男の心を動かした瞬間だった。… 続きを読む

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産経デジタル

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