経営者が知っておきたいビジネスの話(第6回)

顧客と価値を生み出し、ビジネスを安定させる方法

2016.01.04 Mon連載バックナンバー

 モノが世の中に溢れる昨今、企業が業績を安定させるためには、消費者の“共感”を得て、長い間応援してもらうことが重要なファクターとなってきました。

 たとえば、ただ単に企業側は製品を販売し、消費者側は製品を購入するという関係であれば、消費者は少しでも魅力的な製品が他社から販売されればすぐにでも乗り換えて、二度と戻ってこないことも十分に考えられます。

 一方で、製品を提供する企業と消費者が製品だけでなく、価値観を共有することができれば、両者の間に強い結びつきが生まれ、企業は安定的な業績を、そして顧客は高い満足を実現することが可能になり、お互いにWin-Winの関係を維持することが可能になるのです。

 このような流れから、最近では顧客と共に製品やサービスを“共創”する企業も増えてきました。

 顧客離れから深刻な業績不振に陥ったマクドナルドなども、顧客との“共創”で浮上のきっかけを掴もうと、これまでに取り組んだことのない“共創”プロジェクトに命運を賭けています。

 ただ、残念ながら顧客と共通価値の創出を目指す企業の目論見は、ことごとく失敗しているのが現状です。

 それでは、どのようにすれば顧客と共通価値を創出し、ビジネスを安定的成長の軌道に乗せることができるのでしょうか?… 続きを読む

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安部 徹也

安部 徹也

株式会社 MBA Solution 代表取締役

株式会社 MBA Solution 代表取締役。2001年MBAを取得後、経営コンサルティングの事業で起業。近著に『最強の「イノベーション理論」集中講義』 (日本実業出版社)や『ぐるっとマーケティング』(すばる舎リンケージ)などがある。

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