こんなに使うの?海外お金の使い方事情

節約のために水よりビール~スペインのお金の使い方

2015.11.02 Mon連載バックナンバー

 スペインのビジネスパーソンに欠かせないのは、コーヒー、タバコ、アルコールそして後述する「バル」。日常のひとコマにバルがある暮らしとビジネスパーソンのお金の使い方をご紹介します。

 

スペインはコーヒー大国

 スペインでも、朝一杯のコーヒーがないと1日が始まらない、という人は多いです。むしろ朝食はコーヒーのみという人が大多数です。ビジネスパーソンたちは、自宅で朝のコーヒーを飲んで、出社後まずは近所のバルに向かいます。そこでまたコーヒーを一杯飲むのです。

 バルとは、街中にある「喫茶店 兼 軽食屋 兼 居酒屋」のようなもの。言ってしまえば、朝から晩まで開いている使い勝手のよい溜まり場なのです。スペイン人は皆行きつけのバルをもっています。

 「まずは馴染みのバルで、コーヒーを飲まないと、気合いが入らないのさ」

 そう話すのはデザイン関係の会社に勤めるアレハンドロさん(32歳)。出社後わざわざバルまで行き飲む一杯は、オンモードへのスイッチなのです。

 その後、アルムエルソと呼ばれる午前中の休憩時間に、バルでボカディージョというバケットサンドなどの軽食とコーヒーを一杯。午後2時過ぎにお昼休みをとり、昼食後に一杯。メリエンダと呼ばれる午後の休憩には、菓子パンなどの甘い物とコーヒーを一杯、そして退社後、夕食までの間にまたバルでコーヒーやビールを一杯。

 スペインでは軽食も含めて1日5回食事をするのですが、その度にコーヒーを飲む人も多いので、一日に5杯も飲んでいる事になります。

 これだけ頻繁に飲むので、コーヒーの値段も低めです。カフェラテにあたるカフェ・コン・レチェが… 続きを読む

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西坂 久実

西坂 久実

スペイン在住ライター

熊本県出身。2012年よりスペイン バレンシア在住のライター。海外書き人クラブ所属。翻訳業、ウェブコンテンツへの執筆業務を担当。

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