こんな家に住むことに!現地不動産事情(第1回)

日本人入居者は大歓迎?~クアラルンプールの住環境

2015.10.24 Sat連載バックナンバー

 ロングステイ希望先として人気のマレーシアは、日本人在住者が約2万2千人いる国(外務省「海外在留邦人数統計 平成27年要約版(PDF)」)。首都クアラルンプールに住む日本の人に、物件の探し方や、日本と違うことなどを聞いてみました。マレーシアの住み心地はどのようなものでしょうか?

 

クアラルンプールの住環境

 マレーシアの首都クアラルンプールは、人口172万人(マレーシア統計局、2013年)の大都会です。公共交通機関としてはモノレールLRT、バスなどもありますが、時刻表通りの運行ではなかったり移動範囲に制約があったりするので、通勤は車が主流。

 学齢期の子どもがいる場合、日本人学校またはインターナショナル・スクールの通学バスのルートに住む必要があるので、日本人駐在者の居住地域はおおよそ決まっています。

 日本企業や駐在家庭の引っ越しを多く扱うマレーシア日本通運によると、駐在者の多くはクアラルンプール市の北西にあるモントキアラ地区に集中しているそうです。ほかにはクアラルンプール日本人学校にほど近いサウジャナ地区、もっと早い時代に開発された南西部のタマン・デサ地区も日本人在住者が多い地域として知られています。

 最近は空き巣などが多いため、特に外国人駐在者は10階建て以上の高層コンドミニアムに住むのが一般的。コンドミニアムとはいわゆるマンションですが、ゲートに24時間警備員がいて、住居内に監視カメラの設備があり、窓や玄関ドアには鍵つきの鉄格子が入っているなど防犯を重視しているのが特徴。こうしたコンドミニアムには、敷地内にプールやテニスコート、スポーツジム、日用雑貨店などの設備があります。

 

子どもの通学環境に配慮して選んだ、新興住宅地モントキアラ

 在住3年目のHさんは、新興住宅地のモントキアラ地区のコンドミニアムにお住まいです。

 「うちはわたしが車を運転しないので、最初は駅の近くを探したんです。でも… 続きを読む

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川崎 典子

川崎 典子

ライター

マレーシア・クアラルンプール在住。出版社、国際協力NGO勤務などを経て、現在、編集・ライター。「海外書き人クラブ」会員。1990年代に1年超の長旅をしたのがきっかけで「歩く旅」にめざめ、以後20年にわたって東南アジアとかかわっています。これまでの訪問国は、アジア地域を中心に20か国以上。歴史や文化を軸に、東南アジアの食や手工芸などについて寄稿しています。

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