現地の人とはどうやって仲良くなる?(第3回)

日本人以上にシャイ!?~ドイツの友人作り

2016.02.05 Fri連載バックナンバー

 ドイツで働く日本人にはさまざまなタイプがある。留学やワーキングホリデーを通してドイツに残った人、駐在員として派遣されて来た人、日本から就職・転職した人。どのタイプであれ、海外生活は仕事以外にプライベートも充実していないと楽しくないだろう。それには友達が必要だ。しかし一体どうやって作る?

 本記事ではドイツの大学を経てそのまま現地就職した筆者(ドイツ滞在期間10年)と、日本の大学を卒業し、ドイツで就職した大上晋吾氏(ドイツ滞在期間4年半)の経験をもとに、友達作りの方法を探りたい。

 

低価格で受けられる習い事と、週末のサッカーで仲良くなろう

 筆者は5年半前にミュンヘンに引っ越し、すぐに二つの習い事を始めた。毎日仕事後にまっすぐ一人の部屋に帰宅することは空しい気がして、同僚以外の人とも交流を持つことが大事だと思い、学生時代から学んでいたフランス語の講座とジャズダンスのスタジオに通うことを決意。今でも毎週火・木曜日の夕方は習い事の日になっている。

 この習い事が、ドイツで友人を作るポイントだ。ドイツでは各地にVolkshochschule(フォルクスホフシューレ)という市民学校があり、語学・スポーツ・文化など多方面なレッスンを低価格で受けられる。フランス語講座は週に一回。レベルが上がるにつれ人数が減るので、その分一人一人と話す回数も増える。筆者はその中で知り合った女性2人と私生活でも会う仲になった。三人とも多国籍料理に興味があるため、ベトナム、アフガニスタンなど毎回違う国の料理を試し、珍しいレストランを発掘することが次の再会に繋がっている。

 一方の大上氏は、見本市のブース施工などのサポート会社に勤めている仕事柄、いろいろな業種の人に会う機会が多く、そこで友達になることがあるという。仕事のパートナーや顧客には誕生日会や結婚式に招待されたことも。また、日本にいた時からサッカーをしていたため、ミュンヘンのサッカーチームに所属し、週末はプレーに励んでいる。

 チームは主に社会人で構成されており、ドイツ・トルコ・ボスニア・クロアチア人など国際的。「同じ家をシェアしている同居人が何度か練習に連れて行ってくれて、正式に入ることに決めました」と大上氏は話す。公式戦に出た時は応援に来た子どもたちに… 続きを読む

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町田 文

町田 文

ドイツ、ミュンヘン在住マーケター兼ライター

海外書き人クラブ所属。アウグスブルグ大学社会学修士課程卒業。「ジュニアエラ」(朝日新聞出版)、「Tryvel」(日本ユースホステル協会)、「ぐるなびPro」(ぐるなび)などにドイツ関連記事掲載。旅行サイト「るるぶ」(JTB)のドイツ観光名所調査、執筆。自身のウェブサイト「ドイツでハンドメイドライフ(www.handmadelife.eu)」ではドイツ語の口語表現やビール祭り事情などを発信している。

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