ビジネスに役立つ全国お国柄辞典(第21回)

シートベルトは必ず着用!生真面目な長崎県の秘密

2016.02.01 Mon連載バックナンバー

 狭いようで意外に広い日本。土地に根付いた県民性には興味深い違いがたくさん見つかります。お付き合いする中でNGとなることや、知っていると喜ばれることなども多々ありますから、各地域に対する理解がビジネスの成否を決めることも!

 本連載では「ビジネスに役立つ全国お国柄辞典」と題し、各都道府県における「知られざるルール」を紹介します。第21回は「長崎県」を取り上げます。

 

豊富な海産物と鎖国の影響で、独特の名物多数

 九州の西端にある長崎県の県庁所在地は長崎市、人口は約138万人(2015年2月1日時点)です。外海と大村湾や有明海など内海に面した同県は海産物が豊富なことで知られています。

 長崎の食文化に影響を与えたのが、海との関係。全国でも海岸線の長さナンバーワン、島の数ナンバーワンと、とにかく海が身近にある長崎では、豊富に捕れる魚をどう保存して食べるかが大きな課題だったのです。

 そこで生まれたのが、「練り物文化」。長崎県は全国一「魚肉の練り物」を食べる県民として知られていて、餃子を練り物で包んだ「餃子天」やタマゴを練り物で包んだ「竜眼」など、さまざまな練り物が親しまれています。

 長崎県人はソウルフードであるチャンポンを非常に愛好しており、他県民がラーメンを食べに行く感覚でチャンポンを食すと言われています。そのためこだわりも強く、エビ、イカなど豊富な魚介類が入っているのはもちろん練り物は必須。特に「はんぺん」が入っていないものはチャンポンとは認めないようです。ちなみに長崎で言う「はんぺん」は他県のようなフワフワで白い食べ物ではなく、派手なピンクや緑に着色されたかまぼこを「はんぺん」と呼びます。

 豊富な海の幸に加え、もうひとつ長崎の食べ物に大きな影響を与えている要素として、… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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