ビジネスに役立つ全国お国柄辞典(第16回)

“広島風お好み焼き”は禁句?「広島県」の不思議

2015.11.18 Wed連載バックナンバー

 狭いようで意外に広い日本。土地に根付いた県民性には興味深い違いがたくさん見つかります。お付き合いする中でNGとなることや、知っていると喜ばれることなども多々ありますから、各地域に対する理解がビジネスの成否を決めることも!

 本連載では「ビジネスに役立つ全国お国柄辞典」と題し、各都道府県における「知られざるルール」を紹介します。第16回は「広島県」を取り上げます。

 

「広島“風”」じゃなくて、フツーにお好み焼きと呼ぶべし

 中国地方の瀬戸内海寄りに位置する広島県の県庁所在地は広島市。人口は約283万人(2015年2月1日時点)です。工業と農業、漁業がバランスよく発達していることから「日本の縮図」とも呼ばれる県です。

 広島の名物といえば、食ではお好み焼きともみじ饅頭が有名です。特にお好み焼きは県民のプライドがかかったソウルフードで、他県民から「広島焼き」「広島風お好み焼き」と呼ばれることを嫌います。

 同県のお好み焼きは、薄いクレープ状の生地を先に焼いた上に、たっぷりの千切りキャベツや焼きそばなどをのせていき、最後に少量の生地を回しかけてまとめるというもの。これに対して、一般的に知られるお好み焼きは、最初から生地にキャベツなどの具材を混ぜ込んで焼くもの。「広島風」「広島焼き」という名前に甘んじると“亜流”に見られるのでは、という危機感が広島県人には強いのかもしれません。

 広島にはほかにも美味しい食べ物が多々あります。漁獲量全国1位のカキを使った「土手鍋」は有名。変わったところでは… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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