ビジネスに役立つ全国お国柄辞典(第15回)

人口増加の理由は○○が少ないから?「岡山県」の謎

2015.11.06 Fri連載バックナンバー

 狭いようで意外に広い日本。土地に根付いた県民性には興味深い違いがたくさん見つかります。お付き合いする中でNGとなることや、知っていると喜ばれることなども多々ありますから、各地域に対する理解がビジネスの成否を決めることも!

 本連載では「ビジネスに役立つ全国お国柄辞典」と題し、各都道府県における「知られざるルール」を紹介します。第15回は「岡山県」を取り上げます。

 

屈指のフルーツ王国。でも県民のイチ押しはあの魚

 瀬戸内海に面する岡山県の県庁所在地は岡山市。人口は約192万人(2015年2月1日時点)ですが、東日本大震災以来、関東や東北地方から安全な暮らしを求める人の流入が急増しています。

 岡山県は温暖な気候と瀬戸内の海の幸に恵まれた、大変暮らしやすい県として知られています。農産物では特にフルーツの栽培が盛んで、ブドウや白桃の生産量は日本一。特産のフルーツを活かすため、県庁所在地の岡山市では「フルーツパフェの街おかやま」と名付けたプロジェクトを進めており、市内のスイーツショップで個性的なフルーツが味わえます。

 一方、地元の人が大好きなのが海の幸の「鰆(さわら)」。漁獲量では長崎県がトップなのですが、消費量では岡山県がダントツの全国1位です。日本で食べられる鰆の約3割を岡山県人が消費しているほど。そのため、「鰆の値段は岡山で決まる」とか「うまい鰆は岡山に集まる」と言われています。

 脂とうま味が乗った鰆はとても美味で、特にお刺身は絶品なのですが、鮮度が落ちやすいため、岡山以外ではお刺身用として売られているものはあまり見られません。同県では、「岡山ばら寿司」と呼ばれる郷土料理に必ず入れるのですが、これが絶品です! 名前の通り、春、それも晩春から旬を迎えるので、岡山にお出かけの際にはを探してみるのがおすすめです。

 

桃太郎の国は教育レベル高し

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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