海外発!デキるビジネスマンになるためのコラム(第82回)

部下から評価されるリーダーに共通する7つの資質

2017.03.29 Wed連載バックナンバー

 自分が上司として、部下にどういう評価をされているかを知ることは、簡単ではありません。たとえば、自分が原因でどれだけ部下のパフォーマンスが落ちているか、部下がやってほしいことをどれだけ実現できているか、それを知る術は困難です。

 研究結果や専門家のリポートによると、チームをうまくリードできているリーダーには、7つの共通点があったといいます。リーダーとしての資質が、自分、または同僚に備わっているのか、確認してみましょう。

元記事:7 signs you’re a leader people want to follow

 

デキる上司は変化に対応する

 1つ目は、「ポジティブである」という点です。2015年以降の研究によれば、明るい人は、そうでない人よりも「できるリーダー」になることが多いそうです。

 明るい人は変革を好むことが多く、チーム・メンバーはリーダーから変革という刺激を受けることで、インスピレーションが湧いたり、やる気が起きたりします。これは部下の知的好奇心が刺激されるからです。

 できる上司の条件として「外交的」がよくあげられますが、この研究結果では、「ポジティブ」は「外交的」よりも、さらに良いリーダーの資質といえそうです。

 2つ目は、「変化を恐れないこと」です。リーダーシップ開発コンサルタントとして世界的に知られるゼンガー・フォークマン社が、65,000人以上のリーダーに対して行った調査によれば、若い管理職のほうが、シニアに比べて「デキる」と思われていることがわかりました。

 その理由は、部下たちが変化を歓迎しているからです。ゼンガー・フォークマン社によれば、若い管理職は、経験が少ないため、環境や周囲の変化に対しては、シニアより楽観的であり、変化に乗じて勝者を目指す場合が多いといいます。

 

ジョブズのような感情的なリーダーは例外?

 3つ目は、「落ち着いていること」です。言い換えると「感情的に成熟している」となるでしょうか。落ち着いて仕事を処理し、感情の起伏が少なく同意を取り付けやすく、良心的だということです。

 ビジネス心理学者のトマス・チャモロ・プレムジックが、ハーバード・ビジネス・レビューへの寄稿で「世界最高レベルのマネージャーは、感情の起伏が少ない人が多い。性格は支離滅裂ではなく首尾一貫している。そして礼儀正しく、周囲に配慮できる人であることが多い」と述べています。

 米GoogleのCEOであるサンダー・ピチャイが成功できた一因は、この「落ち着き」かもしれません。ピチャイは、アップルのCEOだったスティーブ・ジョブズのような感情の起伏はありませんでした。ピチャイは落ち着いた対応で、あまり目立たないようにしていたそうです。世間から注目を浴びたジョブズは、リーダーとしては例外のパターンです。これから部下、チームを盛り立てていこうということなら、ピチャイの真似をした方が堅実です。

 4つ目は、「人格者であること」です。心理学者のチャモロ・プレムジックによれば、人格はリーダーシップに必要な大きな要因の1つだそうです。倫理を疑われそうなやり方や、逆効果になりかねないやり方は、最後には自分や自分の会社の首を締めてしまいます。

 ある調査によれば、従業員から「人格者」と評されたCEOは、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

連載記事

管理職に就いたばかりの人がやりがちな5つの失敗
Bizコンパス編集部

Bizコンパス編集部

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter