海外発!デキるビジネスマンになるためのコラム(第58回)

「あの人は運の良さだけで成功した」に潜む嘘

2016.03.12 Sat連載バックナンバー

「幸運」だけでビジネスはできるのか

 「あの人は運がいいな」、「あの人の強運がうらやましい」と思ったことがあるかもしれません。しかし、人生に起きた全てのことは、運ではなく、ある程度、努力に連動しています。大抵の場合、その努力の量なのです。

元記事「Why success has nothing to do with luck/BUSINESS INSIDER」

 たとえばバスケットボールの試合で、誰かがその試合の結果を決めてしまうようなスリーポイント・シュートを決めたら、そのショットを入れたのは運ではありません。その選手が何ヶ月も何年も、毎日500本、シュートを打っていたからなのです。つらい何千時間もの練習を通じて選手が築き上げた、筋肉の記憶なのです。ボールを持ち上げてシュートを入れてくれるような幸運な風などありません。

 誰かのビジネスがうまくいき始めた時、人々はすぐにそれを幸運のせいにします。しかし、たとえリリース時にその会社が話題になったとしても、それでもそこには並々ならぬ計画や準備、検討や、事前の知られざる成功(や失敗)があるのです。単なる幸運ではありません。それは、組織と実行の問題なのです。

 

あのベストセラー作家は「幸運」だった?

 たとえば、ベストセラー作家を誰でもいいので思い出してください。どの作家も、単に座って1週間で書き上げ、翌週に出版され、座って待っているとベストセラーになったという訳ではありません。しかし、人々は、多くの作家を「幸運だった」と言うのです。

 ハリー・ポッターシリーズで有名なイギリス人作家のJ・K・ローリングや、「『紫の牛』を売れ!」などマーケティングに関する作品で世界中に知られるアメリカ人作家のセス・ゴーディンは、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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