ひと工夫で印象が変わる、大人のファッション講座(第4回)

これなら嫌われない!ビジネスマンのための香水講座

2015.06.05 Fri連載バックナンバー

 お気に入りの香水の香りに包まれていると、日常の忙しさの中にも優雅さに浸ることができます。しかし、間違った香水の付け方をしている方をよく見かけます。香水のボトルから直接両腕の内側に付けたり、香水を付けた指を耳たぶに付けていたり……このような香水の付け方は、あまりお勧めできません。

 なぜなら腕と耳たぶでは、少量の香水でも匂いがキツ過ぎますし、西洋人よりも元々の体臭が少ないといわれている日本人なら、なおさら付け過ぎとなり匂いが際立ってしまいます。しかも擦ることで香水の分子が壊れてしまい、せっかくの本来の香りを楽しめなくしてしまっています。

 ここではビジネスシーンにも合う、正しい香水の付け方、楽しみ方を紹介します。

 

最初は誰もが陥ってしまう付け過ぎの罠

 なぜ香水の付けすぎが起こってしまうのでしょうか。それは人間が匂いを感じる仕組みの問題にあります。

 香水の香りの分子は、とても小さなものです。その分子を鼻の奥の器官でとらえ、嗅ぎ分けているのですが、同じ香りを嗅ぎ続けていると本人の臭覚が麻痺してしまいます。すなわち、いつも同じ香水を付けていると、その匂いを感じにくくなってしまい、多く付け過ぎてしまう原因になってしまうということです。

 香水を選ぶ際には、持続時間に注意しましょう。香水は種類によって香りの持続時間が異なり、「オーデコロン」は1~2時間、「オードトワレ」は3~4時間、「オードパルファム(オーデパルファン)」は4時間以上の持続力があります。最初は、オーデコロンから使い始め、慣れてきたらオードトワレも使ってみるのもよいかも知れません。ちなみにオードパルファムは、ほとんどが女性用です。

 「香水=高級品」というイメージを持っている人は少なくないかもしれませんが、現在ではそこまで高価ではありません。ほとんどがブランド品である香水は、かつて正規輸入品しか購入できない時代が長く続いていました。しかし、1996年の並行輸入規制の撤廃によって、海外ブランドから正規のルート以外で輸入した香水が一気に市場に広まり、多くの人が気軽に付けることができるものになりました。そこで香水が特別な日に付けるものではなく、日常にも使える“普段の香り”になったのです。

 

香水は「かかと」に付けるべし!

 香水を付ける際にお勧めの箇所が、… 続きを読む

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堀籠 しゅん

堀籠 しゅん

フリーライター

流行通信勤務後、フリーランスとなりマガジンハウス、集英社、講談社などで編集・執筆を担当。航空会社情報誌、企業PR誌で国内外を回る。『シングルモルトファン』、『シングルモルトファン2』(共にコスミック出版)の編集・執筆を行う。近著は『宮城の法則』(リンダパブリッシャーズ)。メンズファッション、グルメ、ホビー、トラベルが得意ジャンルで、書籍やWEBにて活動中。

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