お酒を健康に役立てる方法

ウイスキーがもたらす意外な健康効果とは?

2015.12.30 Wed連載バックナンバー

 近年、健康志向の高まりのなかで、ウイスキーの健康価値に注目が集まっています。しかし、他のアルコール飲料とは何が違うのでしょうか。比較しながら紹介します。

 

ウイスキーは生命の水だった!?

 そもそもウイスキーという名前は、ラテン語の「アクア・ヴィテ(生命の水)」が語源。これがウイスキー発祥の地であるスコットランド(※アイルランドという説もある)に伝播し、ここに住んでいた人たちが話していたゲール語の言葉「ウシュク・ベーハー(生命の水)」に訳され、最終的にウイスキーになったといわれています。

 実はウイスキーは、醗酵、蒸溜、長期熟成といった製造過程でさまざまな成分が生まれます。そのため、健康や美容、メンタルまで、さまざまなプラス効果が期待できるのです。かつては嗜好飲料ではなく薬品として扱われていたこともあったそうです。

 

ポリフェノールが多く、カロリーや糖分が少ない

 たとえばポリフェノール。ワインやお茶などに入っていることはよく知られていますが、意外にもウイスキーにも多く含まれているのです。

 そもそもこのポリフェノールとは、ほとんどの植物に含有されている科学物質の総称で、その数は4,000種類以上にのぼるといわれています。動脈硬化や脳梗塞を防ぎ、抗酸化作用にも効果があるそうです。そして、ウイスキーの熟成時に使用される樽によってもたらされる「エラグ酸」というポリフェノールが、糖尿病合併症の予防になるとか。しかも樽熟成期間が長ければ長いほど、エラグ酸の含有量は多くなるそうです。

 次にカロリーや糖分が少ないという点もあげられます。ウイスキーのシングル1杯(約30ml)のアルコール量は約9.54gで、カロリーは68Kcal。それと同じだけのアルコール量をほかのお酒で取った場合、ビールなら… 続きを読む

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堀籠 しゅん

堀籠 しゅん

フリーライター

流行通信勤務後、フリーランスとなりマガジンハウス、集英社、講談社などで編集・執筆を担当。航空会社情報誌、企業PR誌で国内外を回る。『シングルモルトファン』、『シングルモルトファン2』(共にコスミック出版)の編集・執筆を行う。近著は『宮城の法則』(リンダパブリッシャーズ)。メンズファッション、グルメ、ホビー、トラベルが得意ジャンルで、書籍やWEBにて活動中。

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