一度は体験してみたい、優雅な鉄道旅行

ヨーロッパ寝台列車の旅で心をリフレッシュ

2015.09.07 Mon連載バックナンバー

日本では廃止が相次ぐ寝台列車だが……

 寝台夜行列車「北斗星」の運行終了など、日本では夜行列車が廃止の傾向にありますが、ヨーロッパでは多くの旅人に支持され人気を保っています。

 もともとヨーロッパには列車文化が広く根付いていて、なかでも寝台列車は旅に欠かせない存在。各地にさまざまな寝台特急が揃っており、現地を訪れると列車旅を愛するヨーロッパ人の心を感じることができることでしょう。

 しかし、なぜこれほどまでにヨーロッパで寝台列車が愛されているのでしょうか。

 

ヨーロッパ文化が育んだ列車旅の快適さ

 理由のひとつとして、寝台列車はダイレクトに街の中心地に入れることが挙げられます。ヨーロッパの主要駅は街の中心地にあることがほとんどなので、飛行機旅のように街から離れた空港までの長距離移動がなく、時間的にも経済的にもかなり効率的なのです。

 しかも空旅の場合、空港にフライト時間よりもかなり前に着かなければならないうえ、複雑なチェックイン手続きが待っているという億劫さもあります。一方で列車旅なら、乗車手続きも楽ですし、持ち物検査などの緊張もないので、穏やかな気持ちで旅そのものを満喫できます。そのため、心のなかに余裕が生まれ、ゆとりのある旅が可能になるのです。

 そして、この“心のゆとり”こそがヨーロッパの列車旅の魅力そのものと言えるでしょう。心の余裕は、優雅さに繋がります。

 寝台特急のもうひとつの魅力は、… 続きを読む

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堀籠 しゅん

堀籠 しゅん

フリーライター

流行通信勤務後、フリーランスとなりマガジンハウス、集英社、講談社などで編集・執筆を担当。航空会社情報誌、企業PR誌で国内外を回る。『シングルモルトファン』、『シングルモルトファン2』(共にコスミック出版)の編集・執筆を行う。近著は『宮城の法則』(リンダパブリッシャーズ)。メンズファッション、グルメ、ホビー、トラベルが得意ジャンルで、書籍やWEBにて活動中。

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