オリジナリティあふれる旅行を楽しもう!(第2回)

日本人が知らない日本の(本当の)魅力

2015.05.01 Fri連載バックナンバー

 日本政府観光局(JNTO)の発表によると、2014年に日本を訪れた外国人観光客数は過去最多の1,340万人。円安の影響に加え、富裕層が増えている東南アジア地域からの客足が伸びたほか、尖閣問題で低迷していた中国からの旅行客も回復したことなどが関係しているそうです。

 こうした外国人旅行客の多くは、日本の治安のよさや気候の素晴らしさ、はたまた日本製品の品質の高さなどをうたっています。ですが、それ以外にも魅力的だと思う日本のよさがあるようです。そこには、日本人が気に留めていなかった風景が映っているのかもしれません。

 

多様な目的別に楽しめる東京の観光スポット

 たとえば浅草エリアは、以前から外国人観光客に人気のスポットです。都内最古の寺といわれる浅草寺や、その隣にそびえ立つ五重塔などが建ち並ぶ風景は、近代都市・東京において異質であると感じられるのでしょう。いわゆる東京的な風景として知られている渋谷のスクランブル交差点や新宿の高層ビル群よりも、観光地としての趣が感じられるのも確かです。初詣には多くの参拝客が訪れますが、2015年は特に外国人が多かったそうです。

 ショッピングをする観光客が集まるスポットとして人気なのは、銀座、新宿、秋葉原。共通するのは大型家電量販店とディスカウントストアがあること。免税や無料Wi-Fi整備などのサービスを充実させて利便性を向上させることで、さらに人気を集めたようです。ドラッグストアやファストファッション店でもこうしたサービスを行い、多くの商品を買い込む観光客の姿を多く見かけます。同様の店舗は海外にも進出を果たしており、同じ商品を買うことができます。それでも日本で購入するのは、その方が断然安価だからとか。

 そして、日本の国技・相撲を楽しみたい観光客にとっては、両国も魅力的なスポットといえます。国技館での観戦はもちろんですが、付近には力士に向けた衣料品店、元力士が経営するちゃんこ屋、周辺の相撲部屋での朝稽古見学などがあり、さまざまな視点から相撲を楽しむことができます。

 

外国人観光客は日本ならではの体験がしたい… 続きを読む

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角田 健次

角田 健次

フリーライター

旅行雑誌の編集部にて、パンフレット、ガイドブックなどの編集・執筆を行う。国内離島や海外ツアーへの同行や読者取材なども経験。フリーライター転向後は、新聞・web広告、広報誌、機関誌などの媒体で活動中。旅行・観光を中心にさまざまな企業への取材、映画をはじめとするエンターテインメント、時事コラムなど幅広いジャンルを手がけている。

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