親日国世界一決定戦!(第2回)

ビジネスからスイーツまで大絶賛!~UAEの親日度

2015.11.14 Sat連載バックナンバー

 UAE(アラブ首長連邦国)のひとつ、ドバイは日本の埼玉県とほぼ同じ面積を持ち、人口約226万人の約8割が外国籍というインターナショナルな雰囲気と活気に満ち溢れた国である。

 首都のドバイは、青空に生える高層ビルを背景に、スーツ姿のビジネス・パーソンらとベールを被ったアラブ首長国人たちがせわしなく行き交い、まるで映画の一場面のようなエキゾチックでモダンな魅力を併せ持った大都市だ。

 

日本式ビジネスをお手本に?

 ドバイにおいて、日本はハイテク分野では他の追従を許さない国と見られている。自動車、電化製品、精密機械など、製品の裏側に「メイド・イン・ジャパン」と記載されていれば、それは安心と保障を意味するとされてきた。日本のカルチャー面に於いても、アニメやゆるキャラなどを筆頭に国民からの注目度は高く、アメリカやヨーロッパへのそれをはるかに越えているようだ。

 しかし日本イコールハイテクの国だとか、アニメや寿司やゲーム機が高く評価されているとか、こういった話題は既に月並みすぎてもう聞き飽きた、という方もいらっしゃるだろう。ところがドバイの人たちは日本のビジネス・スタイルのみならず、そこからさらに一歩踏み込んで日本人のメンタリティにも注目し、手放しで絶賛しているのである。

 ドバイは過去20年間、世界中の国々から投資を呼び込んできたが、その過程で日本人と接する機会があったドバイ人たちが口を揃えて褒め称えるのは、日本人の礼儀正しさだ。

 彼らにいわせると日本人は、ビジネスのどの場面においても相手(つまりドバイ側)を敬い、相手の立場に立って物事を冷静に処理することに長けているそうだ。そのため信頼に足るのみならず、ストレスなくビジネスができる相手として貴重な存在と見られているのだ。金儲け目的だけで強引にビジネスを成功させようと乗り込んでくるどこそこの国々も、日本のビジネスマンを見習うべきと言いきるドバイ人たちも多い。

 

文化的共通点も多い?

 さらに彼らは、日本人の「贈りもの文化」を非常に好ましく思っている。… 続きを読む

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稲葉 霞織

稲葉 霞織

現地在住ライター

1996年よりアムステルダム在住。政治経済からエンタメまで、オランダに於ける最新情報を各メディアに発信中。海外書き人クラブ所属。

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