海外発!デキるビジネスマンになるためのコラム(第34回)

Oracle創業者ラリー・エリソン氏の成功の秘訣を探る

2015.10.18 Sun連載バックナンバー

 今や私たちの生活に欠かせない存在となったインターネット技術やアプリ。スマートフォンやパソコンなど端末に表示される情報やネット通販などには、データベース技術が利用されています。

 現在のデータベース市場は、Oracle(以下、オラクル)社とMicrosoft社、IBM社が主流ですが、米国内の約45%のデータベースは、オラクル社のサービスが導入されています。またオラクル社は世界のデータベース市場でも約47%のシェアを誇ります。

 今回はそのオラクルを成功へと導いた共同創業者、ラリー・エリソン(Lawrence Joseph Ellison)氏に迫ります。

元記事「Here’s Some Insight On How Larry Ellison Was So Successful/BUSINESS INSIDER」

 

オラクルはなぜシリコンバレーを拠点としたのか

 オラクル社は1997年にラリー氏が共同設立し、テクノロジーで世界のビジネスの形を変貌させ、そして彼を世界有数の富豪へと押し上げました。

 私(元記事を執筆したJohn W.Myrna氏)が彼と初めて出会ったのは、彼が初めてSQLと呼ばれるデータベースを作り上げ、テストする時でした。その試験機は、アメリカ・CIA用に開発された物で、当時利用できるパソコン(DEC社のPDPシリーズ)11機を使って開発されていました。

 今となっては、駆け出しのころの彼からたくさんの事を学ぶことができます。

 ラリーは、最初のオフィス選びを成功しています。シリコンバレーの投資家が集まるエリア「SandHill」を選びました。オープンなオフィスから発せられる会話は、オラクル社の上場成功にも大きく関係しています。

 このことから、場所とタイミングを見極めることによって“幸運”は訪れる、という教訓が得られます。

 

成功に必要なブランド性

 私がラリーと出合った時、彼の会社はAmdahl社用プログラム開発を行う「ソフトウェア開発研究所」と呼ばれていました。1979年にAmdahl社用SQLデータベースをはじめて開発し、それからCIA(諜報活動を行うアメリカの情報機関「中央情報局」)との契約に至っています。

 当初の社名は「Software Development Laboratories」でしたが、その後「Relational Software」に変更。そして1982年、主力製品のオラクル・データベースの名前から、社名に「Oracle」の名を刻みます。この時よりすべての製品にオラクル・ブランドが付与され始めました。

 当時のプログラマーというと、ボサボサ頭にボロボロ・ジーンズが定番でした。彼らには“才能”があったので、私は我慢して多少のことは目をつむっていました。そんな中、紳士的な立ち振る舞いができるラリーの存在に驚きました。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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