何が喜ばれる?海外おみやげ事情(第5回)

100円チョコに感涙~インドネシアのおみやげ事情

2016.03.04 Fri連載バックナンバー

 13,000以上の島々から成るインドネシアは、広大な国土の中におよそ300の民族が暮らしているため、文化、風習はもとより、お店で手に入るものに関しても各地で大きく異なります。そんなインドネシアから、バリ島のおみやげ事情をご紹介します。

 

バリ島在住日本人に喜ばれるもの

 世界一イスラム教徒の多い国インドネシアでは、イスラムの教義で禁止されているアルコール類の輸入に関する関税が非常に高く、アルコール度数に比例して高額になるようになっている。バリ島は住民の95%がバリ・ヒンドゥー教を信仰しており、アルコールに対する制限はないが、この関税率に関しては国の定めたものなので、島内で販売されている輸入酒類も高額に。

 「おみやげはできることなら焼酎がいいですね。インドネシア国内にはひとり1本持ち込めますので、親戚や仲の良い友だちには来る人数分お願いできるのですが、知り合い程度や仕事関係の人にはこんな重いもの頼めません。でもパック入りでいいので持って来てくれるとほんとうに嬉しい。涙が出るほど嬉しい」

 焼酎好きの在住日本人Hさんは語る。日本酒やウイスキーも同様に稀少かつ高額なものなので、相手の好みを訊いて持って行くと狂喜乱舞されるだろう。

 また、バリ島には日系スーパーも1軒だけあって日本の食材も手に入るのだが、値段が日本の2〜3倍するうえに、福島の原発事故以降、… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

田尾 蓮果

田尾 蓮果

ライター

東京都出身。1992年インドネシア・ジョグジャカルタに語学留学後、バリ島に移住。旅行代理店勤務などを経て、1998年独立起業。日本語フリーペーパー「H.I.S.バリフリーク」制作編集のほか、昭文社「まっぷる」などガイドブックの制作にも参加。現在はフリーライター、イラストレーター、デザイナーとして活動中。海外書き人クラブ会員。著書は「バリ島極楽チャンプル」「バリごはん」(共にソニー・マガジンズ/旧ペンネーム:田尾たんぼ)。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter