食わざる者働くべからず。海外ビジネス街ランチ事情(第5回)

クイック・ランチはお手の物~アメリカのランチ事情

2015.10.06 Tue連載バックナンバー

 アメリカで働くビジネス・パーソンは、どんなランチを食べるのでしょうか? 今回はアメリカ西海岸にあるコーヒーとITの街、シアトルからビジネス・パーソンのランチ事情をお届けしたいと思います。

 シアトル周辺の世界的IT企業は社内に終日営業のカフェテリアがあるとか、スナックや缶ジュースが無料で取り放題とか、ビジネス・ミーティングはホテルや人気レストランでというような豪勢な話もありますが、一般のビジネス・パーソンのランチは決して華やかなものではありません。毎日のように同じものを食べている印象。それも日本とは少し種類が異なるかもしれません。

 

シアトル名物、カフェに入り浸るビジネス・パーソンたち

 シアトルと言えば、スターバックスに代表されるコーヒー文化が有名。オフィス街にあるカフェでは、朝から晩までビジネス・パーソンを見かけます。コーヒーとなるとうるさ型の彼らには、自分好みのドリンクを提供してくれる行きつけのカフェがあり、コーヒーをいれるバリスタは普段の会話から常連客の体調や家族構成、恋人の有無など私生活まで把握していることもめずらしくありません。シアトルのカフェ、恐るべし。

 シアトルのカフェではどこもWi-Fiでインターネット接続できるので、スマートフォンやタブレットでSNSだったり趣味の動画だったりをのぞきながら、コーヒーとペイストリー(穀粉を使った甘いお菓子)で“クイック・ランチ”というビジネス・パーソンは多数。ダイエット中の女性には、サラダのほか、流行のグラノーラ入りヨーグルトやグリーン・スムージー、コールドプレス・ジュース(野菜や果物を押し潰して作るジュース)といったヘルシー・メニューも用意されています。近年はクラウドの普及もあり、外で仕事ができる会社が増えていて、ノートパソコンを持ち込んで、ランチだけと言わず日中はずっとカフェで仕事というワークスタイルをとるビジネス・パーソンも目立ちます。

 先日、筆者がとあるプレゼン会場を訪れた際、ランチ時だったからか、部屋の後ろには… 続きを読む

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ハントシンガー 典子

ハントシンガー 典子

海外在住ライター

東京にて編集職、ライター職を経て渡米。日米で15年以上の経験あり。現在は、フリーランス・エディター/ライターとして日米の雑誌やウェブサイトなどの媒体に寄稿、リライト、執筆活動を行う。現地メディアでコラムを連載するほか、日本での掲載実績としてはビテチョー、マガジンアルク、日経ウーマンオンライン、FQ Japan、OCNなどがある。

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