食わざる者働くべからず。海外ビジネス街ランチ事情(第1回)

昼食にカブトガニも登場!?タイのランチ事情

2014.11.19 Wed連載バックナンバー

 「ギン・カーオ・ルー・ヤン?」

 タイ人と親しくなってくると、よく訊かれるのがこの言葉。直訳すれば「もう、ご飯食べた?」という意味だけれども、「元気?」といったニュアンスで使う。気軽なあいさつにも「ご飯」が登場するタイは、食いしん坊大国。ランチタイムでうっかりマズい店を選ぶと、午後のモチベーションもガタ落ち。バンコクで働くビジネスパーソンは、お昼に何を食べているのか、ランチ事情を探ってみよう。

 

屋台に各国料理。オフィス街のランチはよりどりみどり

 多くの日本人駐在員が関わるバンコクのワーキングエリアは、2つに大別される。まずは、各国大使館や金融機関、企業の事務所が集中する中心部(シーロム、スクンビット界隈など)。日本人の多くが居住するプロンポン、トンローなどから、BTS(都市部を走る高架鉄道。バンコク・スカイトレインの略)や車で通勤しても至近な距離にある。

 オフィスビルが立ち並ぶシーロム通りには、昼時になると美味しそうな屋台がずらり。クイッティアオというタイ風ラーメン、ムーピン(豚串)ソムタム(パパイヤサラダ)などのタイ料理から、カットフルーツ、ドリンク屋台など様々。タイ人の平均月収は約11万円と言われるなか、主食1品40バーツ(約120円)程度で食べられる屋台はタイ人ワーカーに大人気だ。路上の簡易テーブルはすぐに満席になるため、ビニール袋に入れて会社に持ち帰るOL達の姿もちらほら。

 座りたい時にはフードコートが便利だ。オフィスコンプレックスやデパートには大概あり、空調の効いた店内でゆっくりと食事ができる。… 続きを読む

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さとう 葉

さとう 葉

フリーランス・ライター&エディター

海外書き人クラブ所属。東京、インド、台湾を経て、現在タイ(バンコク)に在住。旅では分からない居住者ならではの視点から、様々なメディアに情報発信中。

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