食わざる者働くべからず。海外ビジネス街ランチ事情(第3回)

美味しいが、気を使う昼食~マレーシアのランチ事情

2014.12.01 Mon連載バックナンバー

 多民族国家のマレーシア。マレー系を中心にさまざまな民族が暮らしていて、さまざまな料理が食べられるのが最高!一方、宗教的戒律があって同僚とランチに行く時は一苦労だ……。

 

経済発展と多民族国家

 高さ452mを誇るペトロナス・ツイン・タワー、その下に広がる迷路のような巨大ショッピングモール、モノレールや地下鉄、自動車で一杯の高速道路……。マレーシアの首都クアラルンプールを初めて訪れた人は、その発展ぶりに目を見張るだろう。

 ナジブ首相が「2020年の先進国入り」を宣言し、さまざまな分野での経済改革を行っていて、更にその勢いに拍車がかかっている。マレーシアで人材派遣会社&ビジネスコンサルティング会社『桜リクルート』を経営する鵜子幸久さんは、「マレーシアの成長ぶりにチャンスを求め新規参入する日系企業が日々多くなっており、弊社も大忙しです」と嬉しい悲鳴を上げる。

 この国で、もう一つ驚くのが人種の多様性だ。マレー系(66%)を中心に中国(25%)、インド(8%)、その他で構成されている。ニュース・スタンドにはマレー・中国・タミールなど各民族の新聞や雑誌が当たり前のように並ぶ。公用語はマレー語だが、英語が日常的に使われ、他の民族との習慣の違いに人々が慣れているところは、日本人ビジネスマンには有難い。

 ちなみに、マレーシアでは英語が共通言語として話されていることから、語学留学でやって来る各国からの留学生が年々増えている。語学学校「ICLS(インターカルチュラル・ランゲージ・スクール)」に勤める田中朋子さんによると「アメリカやイギリスと比べ、学費や物価も安く、治安も良いのが主な理由です」ということだ。

 

マレー風の“おにぎり”や“焼きそば”が美味!

 多民族国家ならではの良さは、マレー・中華・インド系の他、日本や他のアジア各国、ヨーロッパ各国の料理がいつでも楽しめるところだ。… 続きを読む

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梅本 昌男

梅本 昌男

海外在住ライター

海外書き人クラブ所属。タイを中心に東南アジア各地を飛び回り日本の出版社へ記事を送っている。観光からビジネス、エンタテインメント、超常現象まで“何でもお任せください”の『コンビニエンス・ライター』

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