得するお金の使い方(第6回)

お得なだけじゃない!多様化するファンドの世界

2015.01.10 Sat連載バックナンバー

 近年、ファンド(投資信託)の世界に、新しい流れが見られるようになってきました。以前は利回りのみが注目され、魅力と考えられてきたファンドですが、近年では出資することを楽しむものや、誰かを応援するために組まれたファンドなども登場しており、「投資」に新しい意味が生まれています。

 

好きだから……趣味の延長で出資

 ファンドに登場した新しい流れの一つとして、趣味の延長で成果を楽しめるものがあります。まだメジャーではない歌手などに出資する「音楽ファンド」もその一つ。DVDの制作やイベントなど、音楽家の活動に必要な資金を出資し、もしCDが売れるなど、音楽家の活動によって利益が出れば、配当を得ることができます。実際には、配当が目当てというより、その音楽家が好きで、応援したいという人が利用し、お気に入りのアーティストを身近な存在と感じることが楽しみになる、というケースが多いようです。

 お酒が好きな人なら、ワインファンドや日本酒ファンドなどへの出資も楽しいでしょう。ワインを買い付けて販売し、その利益を配当として投資家に分配するワインファンドは、欧州では歴史の古いファンドです。長期熟成すれば、価値が上がることの多いワインは、ファンドの対象にはぴったり、と考えられています。
 日本酒ファンドは少し形態が違っていて、酒蔵がお米などの原材料を購入する資金を出資でまかない、お酒になって利益が出たら、投資家に分配するというものです。

 

ガンバレ! 証券大手も関わる社会貢献ファンド… 続きを読む

全文(続き)を読む

続きを読むにはログインが必要です。

まだ会員でない方は、会員登録(無料)いただくと、続きが読めます。

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

このページの先頭へ
Bizコンパス公式Facebook Bizコンパス公式Twitter