NGを洗い出せ!公式サイトのイメージアップ術(第3回)

どうすれば高齢者に魅力的な公式サイトが作れるのか

2014.10.18 Sat連載バックナンバー

 インターネットを利用する高齢者が近年急増しています。もともと高齢者は体力的なハンデから、出歩くことや、重い買い物を運ぶことに不便を感じることが多く、通販のヘビーユーザーが多い層でもあります。時間や資産に余裕のある人も多く、ネットビジネスにおいて、ぜひとも取り込みたい層です。

 ですが、若い人向けのサイトデザインをそのまま採用するのはいけません。高齢者に合わせた“見せ方”に配慮すべきでしょう。

 

急増する高齢者のネット利用

 総務省が発表しているデータによると、ネットを利用する高齢者が急増しています。2011年末に70~79歳では42.6%、80歳以上では14.3%だったのが、翌2012年にはそれぞれ、48.2%、25.7%と大きくはね上がりました。その他の年代がほぼ横ばいで推移している中、この急増ぶりには注目すべき価値があります。

 会社でパソコンを使っていた層が「高齢者」になってきたことに加え、OSや機器が扱いやすくなったこと、パソコンのセッティングや利用について教えてくれるさまざまなサービスが拡充してきたことなどが、原因と考えられます。

 少し古いデータになりますが、2008年に(株)NTTデータ経営研究所が発表した「高齢者におけるパソコン・ネットの利用動向に関する調査」でも、高齢者のパソコン操作能力は、ほかの世代とそれほど大きな差がない、という結果が出ています。

 図書館や市役所などが、ネットサービスを充実させる中、「高齢者の知りたい情報がネットで得られるようになってきた」という変化も、利用をうながす要因となっているようです。今後もますます増えるものと予想されており、インターネット展開を考える上では、もっとも重視する必要がある層、といえます。… 続きを読む

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谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

谷垣 吉彦/studio woofoo(www.studio-woofoo.net)

フリーランスライター

アダルト層向け商品の販促プランニングや、経営・医療系書籍の企画・立案・執筆など、幅広い分野でライターとして活動する。大阪ミレニアムミステリー賞を受賞するなど、エンターテイメント分野での実績も評価されている。

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