改めて学ぶ、クラウド講座(第2回)

モバイルクラウド時代のビジネス活用術

2014.08.13 Wed連載バックナンバー

 中小企業において、スマートフォンやiPadに代表されるタブレットなどのモバイル端末とクラウドサービスと連携による業務効率化が一つの鍵となります。スマートフォンやタブレット端末の普及状況とモバイル端末によるクラウドサービス活用のメリット、実際の活用事例を取り上げながら、企業におけるモバイルとクラウドサービスの活用効果や可能性について解説していきます。

 

企業で活用が進むスマートフォンとタブレット

 企業においてのスマートフォンおよびタブレット端末の利用拡大が進んでいます。調査会社のシード・プランニングは2014年7月25日、「国内法人向けスマートフォン/タブレット端末の市場動向」を公表しました。国内法人向けスマートフォンの契約数は2013年の650万契約に対して2019年度1,640万契約と、2013年度比2.5倍に拡大すると予測しています。

gurafu1_571 また、国内法人向けタブレット端末(回線込み)は2013年度の166万契約に対して、2019年度は750万契約と、2013年度比4.5倍になると予測しています。

 スマートフォンやタブレット端末で外出先からネットにアクセスする際のモバイル回線もLTE(Long Term Evolution)WiMAX、さらには無線LANのアクセスポイントが整備されるなど、モバイル端末から快適にブロードバンド通信ができクラウドサービスにアクセスできる環境が整いつつあります。

 

モバイルクラウドによる営業スタイルの改革

 スマートフォンやタブレットは、端末メーカ、AndroidやiOSなどのモバイル端末向けのOS、通信規格など、その仕様は多岐にわたっています。これらのモバイル端末からクラウドサービスにアクセスすることで、端末にデータを残すことなく、端末仕様の違いも気にすることなく、外出先や自宅からも業務が行えるようになります。モバイル端末からクラウドにアクセスするいわゆる「モバイルクラウド」の活用が進めば、企業の業務改善にも大きなメリットをもたらすことでしょう。

 企業における働き方の大きな変化をもたらすことになります。今回は営業担当者における、クラウドとモバイルを活用した営業スタイルの進化について、整理をしてみましょう。… 続きを読む

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林 雅之

林 雅之

NTTコミュニケーションズ株式会社 クラウドサービス部勤務。政府のクラウドおよび情報通信政策案件などの担当を経て、2011年6月からクラウドサービス部にてのサービス企画開発、マーケティング等を担当。一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA) 総合アドバイザー。国際大学GLOCOM客員研究員。著書『オープンクラウド入門 (インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門 (創元社)』ほか

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