コミュニケーションクラウドによる新しい働き方(第1回)

企業の経営課題を解決するワークスタイルの変革とは

2014.05.14 Wed連載バックナンバー

 グローバル展開、M&A、ホールディングス制の導入、優秀な人材の採用と確保、少子高齢化への対応、そして高い創造性を備えた強い企業へ。経営者が取り組む課題は多岐に渡るが、その妙薬としていま注目を集めるのがワークスタイル変革だ。普及の進むクラウドを活かしたコミュニケーション基盤の刷新は、現代企業にとって非常に重要だという。

 

21世紀の企業の課題とコミュニケーションクラウド

 変革を志す経営者がコミュニケーション基盤の刷新に関心を持つには理由がある。より活発な営業活動を行い、顧客との接点を強化し、バリューチェーンにおける連携をスムーズで効率的なものとし、クリエイティブな商品開発や企画を実現していくためには、グループや国境の壁を越えた―そして時には時間/場所/言語などの壁を越えた―密なコラボレーションが、企業の基礎体力として重要だと考えるからだ。

 コンプライアンスやガバナンスの意識の高まりの中で複雑化する業務に忙殺されることなく、よりスピーディにより高頻度に顧客の元に足を運び売り上げを高めていかなければならないのは言うまでもない。

 同時に社会に目を向ければ、少子高齢化の影響から優秀な従業員を確保することが困難になりつつあり、積極的に世界の人材を登用したり優秀な社員が育児や介護で退職する事態を避けたりすることが、人事部門の喫緊の課題となっている。地理的にだけでなく、人材的にも企業はますます多様化していく。

 こうなると、日本語を話し日本文化に精通した男性中心に構成された組織、従来型の縦型組織の中での仕事、オフィスとデスクを前提とした固定的な働き方、決まった業務プロセスや生産ラインに沿って一日の仕事を繰り返す20世紀的な事業構造、etcは通用しない。

 競合との競争に打ち勝つためには、こうした古い働き方を抜本から見直して、幹部も、営業も、企画も、誰もが120%力を発揮できるような新しいスタイルが求められている。そのためいま、ワークスタイルの変革に関心が集まっているのだ。そしてその端緒となっているのが、クラウドサービスの活用によるコミュニケーション基盤の刷新。こうした傾向をここでは「コミュニケーションクラウドの活用によるワークスタイルの変革」と呼ぼう。
 

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古澤 祐治

古澤 祐治

NTTコミュニケーションズ ソリューションマーケティング

顧客企業の抱える経営課題を解決する新しいワークスタイルやコミュニケーションツールの提案に従事。同社における導入事例に基づき、スマートデバイス活用、テレワークの実践、ユニファイドコミュニケーションの導入などを支援している。

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