素早く手軽にセキュリティ対策を実現する方法

セキュリティの運用負担を軽減するクラウド型UTM

2016.10.26 Wed連載バックナンバー

 複数のセキュリティ機能を統合し、手軽に企業のセキュリティ対策を強化し、セキュリティに関わる運用負担を軽減できる製品として人気を集めているのがUTMです。ここでは、UTMで提供されている機能や導入メリットについて詳しく解説していきます。

 

中小企業におけるセキュリティ対策の課題とその解決策

 IT環境の運用管理に多くのリソースを割けない企業にとって、セキュリティ対策は頭の痛い問題ではないでしょうか。サイバー攻撃の脅威が増加し続けていることを考えると、企業が持つ情報資産を保護するためにセキュリティ対策を適切に実施することは、いまや企業運営に欠かせません。しかし、攻撃手法の多様化に伴ってセキュリティ対策製品のバリエーションも広がり、それぞれを個別に導入するには多くの投資が必要となるほか、その運用管理にかかる手間も大きくなってしまいます。

 実際、IPA(情報処理推進機構)の調査によれば、中小企業の経営者の多くが自社の情報セキュリティ対策について不十分だと感じているとしています。

Q:情報セキュリティ対策は十分だと思いますか?

 また具体的なセキュリティ対策については、多くの企業がウイルス対策ソフト・サービスを導入していますが、それ以上のセキュリティ対策はまだまだ浸透していないのが現状です。

Q:どんな情報セキュリティ関連製品やサービスを導入していますか?

  このようなセキュリティ対策の課題を解決するため、ぜひ積極的に活用したいのが「UTM(Unified Threat Management)」と呼ばれるカテゴリの製品です。

 UTMは複数のセキュリティ機能を統合したアプライアンス製品であり、通信を制御するファイアウォール、不正アクセスを検知・遮断するIDSIPS、外部からのウイルスの侵入を防御するアンチウイルスなどといった機能が搭載されています。このように複数の機能がまとめて提供されているため、それぞれの機能ごとに個別に製品を導入する必要がなく、管理負荷を大幅に軽減することが可能です。さらに個別に製品を導入するよりも、コストを抑えられることも大きなポイントでしょう。

 

高度なセキュリティ機能を統合したUTM

 それでは、セキュリティ対策においてUTMで提供される各々の機能がどのように活用できるかを具体的に見ていきましょう。まずファイアウォールは… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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