仮想デスクトップサービス導入事例

セブン銀行が認めたデスクトップ仮想化とは

2013.11.29 Fri連載バックナンバー

 情報漏えいなどに対するセキュリティ意識が高まる中、デスクトップを仮想化させて社内のPC 環境を再構築する企業が増えています。ATMを主軸に銀行業務を展開するセブン銀行では、クラウド型サービスを導入し、OS やアプリケーションを一元管理できるデスクトップ仮想化環境を実現しました。同社の事例を通して、構築上のポイントや導入効果をご紹介します。

 

引き金はWindows XPとOfficeのサポート終了

 株式会社セブン銀行(以下、セブン銀行)は、ATM事業を主体とする銀行として、2001年に誕生しました。セブン-イレブンなどのセブン&アイ・ホールディングスグループの店舗をはじめ、駅や空港など、全国に約18,000台(2013年3月末現在)のATMを設置。1日あたり190万人を超える利用者があるといいます。近年では海外送金サービスを開始し、アメリカでのATM事業展開にも力を入れているとのことです。

 同社は、社内システムとして、開業以来一般的なクライアントデスクトップ環境を構築していましたが、セキュリティへの配慮から、業務で必要なデータはすべて共有フォルダに保存し、個々のPC上にはデータを保存しないような運用を行っていました。しかし、この方法ではユーザーの利便性が低く、使い勝手も悪かったため、セキュリティを保ちつつ、使い勝手のよいシンクライアント環境への移行が望まれていたといいます。同時に、2014年4月にWindows XPとOffice 2003のサポートが終了することもあり、社内のPC環境を一新するべく検討を開始しました。… 続きを読む

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田川 接也

田川 接也

フリーランス・ライター

企業の情報誌・Webサイト、自治体の広報誌などをメインに取材・原稿執筆を行う。これまでIT系の導入事例記事を多く手がけているが、ITの他、行政、教育、飲食など、幅広いフィールドにおいても活動している。

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