事業部長のためのIoT実現ガイド(第2回)

製造業の事例から学ぶ!IoTを活用した経営効果とは

2016.05.17 Tue連載バックナンバー

 第1回ではIoTの基本的な概念や構造、適用例を見てきました。

 IoTとは、あらゆるモノがインターネットにつながること。どんなモノをつなげ、どんな情報を集めるかによって、ビジネスの変革の方向性は変わってきます。たとえば、工場でさまざまな機器の稼働データを取得し、分析することができると、工場の生産性のカイゼンにつなげることもできるでしょう。

 この回では、具体的にIoTがビジネスでどのように活用でき、どんな効果が見込めるのかを見ていきます。

本記事の最後より、IoTビジネスではどのように戦略を立てれば良いのか、経済学者のマイケル・ポーター氏の考え方をまとめたPDF「マイケル・ポーターから学ぶIoTのための競争戦略」がダウンロードできます。

 

IoTでのバリューチェーン改善による経営課題の解決

 IoTは活用範囲が広く、さまざまなケースが想定できます。

 バリューチェーン(ビジネスプロセス)の各領域で活用できる可能性があり、「サービス向上」「業務効率化」のような効果が見込めます。

 ここでは、このような効果が期待できるIoTの具体的な取り組みをご紹介します。

IoTの適用分野の例

 

IoTによる業務効率化の事例

 京セラコミュニケーションシステム株式会社では、工場に設置されていた複数のセンサーのシステムを共通化するプラットフォーム「集蔵」を開発しました。これまでばらばらだった複数のセンサーからのデータ収集や制御が効率化でき、データの見える化が実現されたことで、生産ラインの移動時間が削減されました。

 また、製品ごとのロットナンバーデータを紐づけることで不良品が発生した際にも、生産箇所を特定しやすくなりました。

 

IoTによる保守・点検サービスの向上事例

 サウスウエスト航空では、GEが開発したビッグデータシステムを導入し、エンジン状況などを監視。その情報をもとに… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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