医療業界の物流管理システムをクラウド化!

クラウド化で事業拡大を成し遂げた、サン・システム

2015.09.25 Fri連載バックナンバー

 クラウドファーストが定着し、多くの企業がシステム構築時にクラウドの導入を検討しています。しかし、資産を持たず、イニシャルコストを抑え、運用稼働を軽減できるといったクラウドのメリットを理解しつつも、「クラウドは大企業向けであり、企業規模の小さい会社には必要ない」と思っていませんか。

 新潟県長岡市に本社を構える株式会社サン・システムは、従業員数82名(平成26年10月現在)の独立系SIer。1997年の設立以来、一貫して医療機関における物流管理のIT化に特化したソリューションを提供し続けています。現在、医療機関は少子・高齢化社会や診療報酬引き下げなど、厳しい経営環境下にあり、医療サービスの提供とともに、コスト削減などの経営効率化が求められています。サン・システムは、卸会社とは異なる医療機関の視点からIT化・効率化に取り組み、物流管理を通じて病院など医療機関の経営改善に役立つことを使命としています。同社は、さらなる市場拡大に向けて物流管理サービスのクラウド展開を決断し、低コストかつ柔軟なサービス提供の実現により、大幅な市場拡大に成功しています。

 

約20年にわたり医療物流管理のIT化を先導

 医療の現場は、最先端のITを駆使した医療システムが稼働しているイメージがあります。しかし、「物流管理のIT化」に限れば、いまだに伝票や口頭でやりとりする慣習が根強く残っており、他業界より10年以上遅れているのが現状とのことです。サン・システムは、大手の中核病院に向けて薬品や医療材料といった物品を一元的に管理する物流管理システムを中心に、コンサルティングからシステム開発、導入運用まで、医療物流管理のIT化をトータルに支援してきました。

 「従来、病院には“医療”の専門家はいるのですが、医薬品や機材など“物”の収支管理については専門家が不足しており、業務の効率化についてはいわば“手づかず”の状態でした。そこにビジネスチャンスを見出し、私たちは医療物流管理のIT化を提案しています。また、システムによりしっかりと収支管理することが、ひいては医師や看護師のみならず、患者さんのためにもなるという使命を抱いて、サービスを提供してきました」と語るのは、取締役副社長 営業本部本部長の松本康雅氏です。

 設立以来、順調に業績を伸ばしてきた同社でしたが、医療業界に大きな変化が起こります。改正薬事法などの施行により、近年物流に対するコスト管理のニーズが医療業界全体へと広がりつつあったのです。この追い風を受けて同社はさらなる事業拡大に向けて、次なる一手を決断したと言います。

 

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Bizコンパス編集部

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