いよいよ本格化!IoTはビジネスをどう変えるのか(第6回)

エバンジェリストが語るIoTの課題と導入ポイント

2015.10.28 Wed連載バックナンバー

IoT導入を検討するにあたり「データの見える化」を手早くセキュアに実現する、用途別のIoTトライアルサービスに関する資料が、本記事の最後からダウンロードできます。

 新たなテクノロジーとして大きな注目を集めているIoTですが、実際にどのような用途で使えるのか、導入において注意すべきポイントは何かなど、まだまだ分からないことが多いというのが現状ではないでしょうか。そこでNTTコミュニケーションズのIoT・エバンジェリストである境野哲氏に、IoTの現状や取り組む上で知っておくべきことについてお話を伺いました。

 

工場やプラントが抱える課題の解決策として期待されるIoT

 さまざまなモノをネットワークにつなぎ、そこで得られたデータを活用することにより、ビジネス上の課題の解決や新たなベネフィットの創出を実現する「IoT」。昨今大きな期待が寄せられていますが、IoTは広まり始めたばかりのテクノロジーであり、実際の業務の中でどのように利用できるのかなど、具体的な活用イメージを描きづらいのが現状です。そこでIoTのスペシャリストとして幅広く活動している、NTTコミュニケーションズのIoT・エバンジェリストである境野哲氏に、IoTのニーズがどのような目的で使われ始めているのかを伺いました。

 はじめに境野氏は業務の効率化やサービスの向上、省エネ、従業員の見守りなどといったニーズを挙げつつ、特に「インフラの安全や防災」のニーズが大きいと現状を説明します。

 「昨今は工場やそこで使われている工作機械、あるいはプラントの安全を守りたい、状況を監視したいという目的でご相談を受ける機会が増えています。その背景にあるのは、工場やプラントの老朽化と監視対象の拡大化です。特に日本企業の場合、数十年前に建設された工場やプラントが多く、さらに事業のグローバル化を推し進めたことにより、監視すべき拠点が分散しました。しかも、これらを対象としたサイバー攻撃が発生しているほか、自然災害のリスクも高まっています。一方、熟練した保守要員などは退職などによって減少しているのが現状です。これらの課題の解決策として、IoTに期待が寄せられているのです」

 

IoTの活用において重要となるプラットフォームの存在

 しかしながら境野氏は、経済産業省が発表している「ものづくり白書」の調査結果を引用しつつ、日本企業の取り組みは遅れていると指摘します。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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