グローバルな事業展開を推進するための課題を解決!

半年で実現!Mizkan Groupに学ぶITインフラ構築

2015.06.12 Fri連載バックナンバー

 グローバルな事業展開において、M&Aは“市場を開拓する時間を省く”ための非常に有効な一手です。一方でM&Aによって誕生した新たな事業を円滑にスタートさせるには、速やかなIT基盤の整備が求められます。世界的な食品・生活用品大手企業のユニリーバから2つのパスタソースブランドを買収したMizkan Groupにおいても、アメリカにおける迅速なIT基盤構築が求められていました。リミットはわずか半年。まさにゼロベースからのスタートでした。この難局を、同社はいかにして乗り切ったのでしょうか。

 

日本の老舗ブランドから世界の食品ブランドへ

 食酢・ぽん酢などの調味料や納豆を主力商品とするMizkan Groupは、江戸時代より続く老舗の大手食品メーカーとして広く知られています。2003(平成15)年には創業200周年を迎え、2014(平成26)年には、日本法人も含めグループ各社の社名を英語表記に刷新し、事業のフィールドをグローバルへと拡大していきます。

 株式会社Mizkan Holdings 常務執行役員(前 株式会社Mizkan Partners 管理本部 情報システム部 部長)の溝真二氏は「会社が将来にわたって事業を継続することを前提とする考え方である『ゴーイングコンサーン』で重要なのは円、ドル、ユーロという主要通貨の資産や収益源を分散すること。これが環境変化に強い企業基盤につながるのです」とグローバル展開の背景を語ります。

 同社では海外食品ブランドの意欲的なM&Aにより、2013(平成25)年には海外の売上比率が30%を超え、翌年にユニリーバ社のパスタソースブランド「ラグー」「ベルトーリ」を買収すると、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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