グローバル通信インフラ講座(第3回)

海底ケーブル敷設の主役、敷設船の仕組みを大公開

2014.03.19 Wed連載バックナンバー

 現在、私たちが何不自由なくインターネットなどの通信を利用できているのは、世界中の海底に張り巡らされている国際海底ケーブルのおかげです。前回はケーブルの敷設方法をレポートしましたが、そのスケールの大きさに驚いた方も多いのではないでしょうか。

 「グローバル通信インフラ講座」第3回では、北九州に停船するNTTワールドエンジニアリングマリン株式会社敷設船「すばる」に乗船し、国際海底ケーブル工事の主役と言うべき、敷設船のメカニズムを余すところなくお伝えします。

 

工事を行う前に敷設船が必ず立ち寄る場所とは

 敷設船「すばる」の母港は長崎にあります。理由は日本地図を見れば一目瞭然ですが、西日本エリアには島が数多くあるためです。島々を結ぶケーブルの敷設や保守の需要が多いエリアであるため、移動の効率を考えて長崎を母港にしています。

 日本で唯一、敷設船が海底ケーブルの工事に向かう前に必ず訪れる場所も北九州にあります。それは「OCC社」の海底ケーブル工場です。長いケーブルを船まで運ぶのは大変な作業であるため、船の方からケーブルを製造している工場に出向き、積み込むのです。船内のケーブルタンクという保管場所にケーブルを積み込むと、ケーブル敷設工事の旅が始まります。… 続きを読む

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江嶋 徹

江嶋 徹

コピーライター

有限会社インクス広告制作所 代表。コンピュータ、周辺機器、ネットワーク、半導体といったIT系を中心に、省庁、化粧品、FMステーション、金融商品などの広告、SPツールのディレクション、コピーライティングを幅広く担当。ITをシンプル、わかりやすい文章で伝えることを信条としている。

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