新春特別企画・グローバル最前線(第3回)

グローバルIT基盤を実現する4つのプロセスとは?

2014.01.22 Wed連載バックナンバー

 第3回では、最新動向を踏まえたグローバルIT基盤実現までの検討プロセスについてご紹介します。

 

グローバルIT基盤構築のプロセス

「ビジネスのグローバル化に向けて、それぞれの海外事業所のIT導入状況や体制、予算を把握し、かつ次期IT基盤、運用の標準化に向けた投資をコントロールできていますか?」

 この質問について、明確に「Yes」と返答できる企業のIT成熟度は非常に高い状況にあると言えます。ほとんどの場合、一部に把握できていないIT基盤があったり、既に局所最適化されている事業所(例えば、M&Aによるグループ企業や、大規模海外事業所等)が既存環境優先の立場をとって、コントロールが効かない、といった問題を抱えていることが多く見受けられます。

 グローバルにおけるIT基盤構築のプロセスでは、現状の可視化により課題を把握するとともに、ビジネスへの貢献・支援に向けたIT基盤への要求をインプットとして、「あるべき形」をIT基盤の全レイヤーにおいて検討する必要があります。

 また、各国に設置されたIT資源には、たとえばネットワーク事業者毎の品質などのインフラ環境を含めてばらつきがあることが多く、それぞれのIT成熟度を考慮したIT基盤の配置や段階的提供等の計画を立案することも必要です。

 IT基盤の検討を迅速かつ網羅的に進め、新たなビジネスをサポートするグローバルに標準化されたIT基盤を手に入れることは、海外進出のキーポイントになると考えられます。以降では、第2回でご紹介した戦略的ツールとしてのクラウドを活用したIT基盤構築を例に取り、その4つの検討プロセスを具体的にご紹介していきます。… 続きを読む

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木村 昭仁

木村 昭仁

NTTコミュニケーションズ株式会社

クラウドを中心とした情報システム基盤の活用に関するコンサルティング業務に従事。さまざまな企業のIT課題解決を手がけている。

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