クラウド型デジタルサイネージ導入の効果に注目!

栄光ゼミナールに見るサイネージ配信の創意工夫とは

2016.09.02 Fri連載バックナンバー

 近年、駅のコンコースや大型の商業施設内でデジタルサイネージを目にする機会が増えています。デジタルサイネージは、ネットワークを介して配信する映像コンテンツを自在に変更することができ、看板やポスターに代わる広告や情報発信のメディアとして大いに期待されています。首都圏を中心に学習塾を展開している栄光ゼミナールでは、受講生や保護者への情報発信のために、クラウド型サイネージを利用。導入を決めた背景やサービス選定のポイント、導入メリットなどを運営会社である株式会社栄光に伺いました。

 

タイムリーな情報発信を目指し教室受付の映像配信方法を検討

 株式会社栄光は、1980年に創業。栄光ゼミナールを核として、首都圏中心に約430の学習塾を展開しています。栄光ゼミナールは、小中学生向けの少人数制グループ指導と小学生から高校生へ向けた個別指導を提供。「自分のトップ校へ行こう」という指導理念のもと、受講生一人一人の個性や目標、学習状況に応じて、グループ指導と個別指導を柔軟に組み合わせた学習カリキュラムを提供していることが大きな特色となっています。

 栄光や、シェーン英会話を運営する株式会社シェーンコーポレーションなどが名を連ねる栄光グループは、経営統合により、2015年に通信教育の領域で事業を推進しているZ会グループに加わりました。対面指導と通信教育という異なる分野で高い実績を誇る両者の連携により、今までにはなかった新たな教育サービスの創出が期待されています。

 栄光ゼミナールでは、各教室の受付にディスプレイを設置して、受講生やその保護者に対して映像による情報発信を行っていますが、その配信に当たり、2015年からクラウド型サイネージの導入を始めました。同校の指導システムや教室環境の構築・整備を統括する長島雅洋氏は、その背景を説明します。

 「入試当日の様子や夏休みの合宿企画などの情報を印刷物だけではなく、動画でも見ていただきたいという思いから、以前はビデオ一体型テレビを受付に置いて映像を流していました。ビデオテープがDVDに変わり、ディスプレイを薄型液晶タイプへ入れ替えを進めていく過程において、映像配信方法の見直しを始めたのです。DVDの場合、各教室の職員が毎朝電源を入れて再生する必要がありました。映像ソフトは自社で制作するのですが、ディスク入れ替えの手間もありますし、一定期間は同じコンテンツを流し続ける必要がありますので、もっとタイムリーに質の高いコンテンツを配信できる方法はないかと考えていました」

 

設置の容易さ、信頼性、コストを重視し、サービスを選択

 栄光は、DVDに替わりクラウド型サイネージによりネットワーク経由で各教室に映像配信を行うという方針を決定。数社のサービスを調査し、検討を重ねた結果、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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