売上拡大!デジタルマーケティング入門(導入編)

「デジタルマーケティングは万能」の誤解を暴く!

2016.10.28 Fri連載バックナンバー

 いまやさまざまなメディアでその言葉を目にしない日がないほど、広く認知され、企業に導入されている「デジタルマーケティング」。その一方で、必要性を感じつつも「いまひとつ中身が見えない」「投資に見合う効果に疑問」「対応できる人材がいない」といった理由から、二の足を踏んでいる企業も少なくないかもしれません。

 しかし、もはやデジタルマーケティングはビジネスの主戦場となっており、激しい競争を勝ち抜くには、遅かれ早かれ導入する必要があると言えそうです。そこで今回はこれからデジタルマーケティングに取り組む企業のために、失敗しないための導入のヒントを解説していきます。

 

「MAツールは魔法の道具」という誤解

 デジタルマーケティングを成功に導く、重大な要素のひとつとなるのがMA(マーケティングオートメーション)ツールの存在です。MAツールが最適なタイミングで、最適なメッセージを個々の顧客に届けるプロセスを自動化するソフトウェアであることは広く知られています。企業のWebマーケティング担当者を対象に行った調査では、マーケティングオートメーションの認知度は4割、100人を超える企業では6割超という結果も出ており、調査から1年以上が経過した現在では、さらに認知度は高まっていると考えられます。

マーケティングオートメーションの認知度

 しかし、MAツールのすべてを把握しているかというと、そうとは言い難く、いくつかの誤解も見受けられます。

 

【誤解1】すべてが自動化できる!

 あくまでもMAツールはマーケティングのプロセスを自動化するもので、コンテンツの制作や掲載チャネルの選定、配信ターゲットの抽出、配信のタイミングやルールの設定などは、事前に導入側が準備する必要があります。また、このように準備した仕組みが正しいのかどうかの判断もMAツールにはできません。AIとMAツールを組み合わせる取り組みも進んでいますが、現時点では「オール自動化」は幻想であることを肝に銘じておくべきでしょう。

 

【誤解2】新規顧客が獲得できる!

 MAツールを使えば、必ず新規顧客が開拓できるわけではありません。顧客拡大が目的であるなら広告を打つのがセオリーですが、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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