コールセンターと基幹システムの一部をクラウド化

「ミュゼプラチナム」がクラウドを選んだ理由とは

2015.08.21 Fri連載バックナンバー

 多くの企業において電話環境のクラウド化が進んでいる中、昨今ではコールセンターを支えるPBXやACD、IVRといったシステムをクラウド上で提供するサービスを活用する事例が増えています。その一社が「ミュゼプラチナム」を運営するジンコーポレーションです。同社は、業務システムを支えるインフラとしてもクラウドを活用。そこにはどのような背景があるのでしょうか。

 

季節による需要の増減に対応できるシステムを模索

 お客さま主義を徹底し、適正価格で安心感のあるサービスを提供することで大きな成長を遂げているのがジンコーポレーションです。美容脱毛サロンとして多くの女性に支持されている「ミュゼプラチナム」を運営する株式会社ジンコーポレーションを中核に、不動産仲介業などを展開するジンコミュニケーションズ、ミュゼプラチナムの海外出店と運営・管理を担う株式会社ジンインターナショナルなど、多くのグループ企業が事業領域を越えて連携し、トータルで顧客をサポートするための体制を構築していることが強みとなっています。

 そのジンコーポレーションのIT環境において、長年の悩みとなっていたのが季節ごとに変動する需要への対応でした。特に美容脱毛サロンは、夏場に大きく需要が伸びます。そこで2年ほど前から検討されることになったのがクラウドの活用です。戦略企画本部開発部部長である佐藤義博氏は、その経緯を次のように説明します。

「需要が大きい夏場に合わせると、ハードウェアに対する投資が最初から大きく膨れあがってしまい、さらに夏場以外の季節ではリソースを余らせることになります。そのような需要の変動に柔軟に対応できるものは何かと考えたときに、クラウドがベストなのではと考えたことが最初のきっかけです」

 特に大きな課題となっていたのが、コールセンターで使われていたPBXでした。コールセンター事業部コールセンター長の石島謙作氏は、以前の課題について「従来のコールセンターシステムはオンプレミス型でしたので、業務環境を整えるためにはシステムに手を加えねばならず、コール数の急増に応じた柔軟な対応が困難でした」と説明します。

 

クラウドの活用でトータルコストを大幅に削減

 そこで同社が着目したのは、… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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