クラウドサービス提供企業が選んだ最適解

クラウドでクラウドを提供するリコージャパンの選択

2015.10.09 Fri連載バックナンバー

 企業のITシステム構築においてクラウドが標準的な選択肢となったいま、ホスティングなどのクラウドサービスを提供するIT企業において、サービスの提供基盤を自社から社外のクラウドベンダーに移行するケースが増えています。今回はリコージャパンの事例を通じ、移行の背景やパートナー選択の理由、得られた効果、さらには移行プロジェクトを円滑に進める秘訣などを紹介します。

 

ホスティングサービス提供基盤の運用負荷が増大

 ワールドワイドにさまざまな製品やサービスを提供しているリコーグループにあって、リコージャパン株式会社は、国内に向けてMFP(複合機)やプリンターなどのOA機器、通信機器および関連機材などの販売、実務改善を含めたコンサルティングからシステム設計、アフターサービスまで、オフィスのトータルソリューションを提供。「お客さまのその先のお客さまにまで届く価値を創出する」というビジネスコンセプトを掲げ、全国に事業所を展開しています。

 同社は顧客に対するワンストップでのソリューションやサービスの提供に注力しており、2004年から提供を始めたITサービス総合メニュー「ITKeeper」が同社のビジネスの一翼を担っています。このサービスは、IT機器の導入からネットワーク構築、アフターサービスまでをすべてワンストップで提供。中でも自社でWebやメールの環境を構築することが難しい中堅・中小企業に対して、環境構築から障害時のオンサイト保守対応までを一括して提供する「NETBegin BBパックSelect(以下BBパック)」が好評で、順調にビジネス規模を拡大させてきました。そのような中、受注増加に伴って運用における課題が出現していました。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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