あきらめる前に読んでほしい!最新版クラウド活用術(第2回)

“選べる時代”の「クラウド活用ポイント7カ条」

2015.09.09 Wed連載バックナンバー

 クラウド・エバンジェリストの林雅之氏に、昨今のクラウドサービスの最前線についてお話を伺う連載。第2回はプライベートクラウドの構築に広く用いられている「OpenStack」など、オープンソースの普及をはじめとする、技術の“オープン化”がもたらすクラウドサービスの進化に着目。さらに、クラウドサービス活用のポイントについて解説していきます。

 

クラウドの世界にも浸透するオープンソース

 公開されているソースコードを利用し、ユーザー自身の手で自由に手を加えられるオープンソースソフトウェア(OSS)は、いまや企業のIT環境を整備する上で欠かせないものとなっています。たとえばサーバーOSのLinuxやWebサーバーソフトウェアであるApacheは幅広い企業で使われているほか、ビッグデータ分析を行うための基盤として広まっているHadoopもオープンソースで開発が進められています。

 クラウドの世界においても、オープンソースが果たす役割は大きなものとなりつつあります。その代表例である「OpenStack」は、クラウド基盤ソフトウェアとしてプライベートクラウドの構築に広く用いられているだけでなく、商用クラウドサービスの基盤として採用されるケースも珍しくありません。実際、ヒューレット・パッカードの「HP Helion Public Cloud」や日本電気の「NEC Cloud IaaS」、NTTコミュニケーションズの「Cloudn」など多数のパブリッククラウドサービスでOpenStackが採用されています。またNTTコミュニケーションズは、次世代クラウド基盤においてもOpenStackに関する技術やノウハウをとりいれていく予定です。

 「Cloud Foundry」も注目すべきオープンソースプロダクトです。こちらはアプリケーションの実行環境をクラウド上で提供できるPaaSを実現するためのソフトウェアであり、IBMの「Bluemix」やNTTコミュニケーションズの「Cloudn PaaS」などの商用サービスで採用されています。

 

ネットワークやデータセンターにも広がるオープン化の波

 クラウド上で運用するサーバーの構築や監視、運用の自動化を行うためのオープンソースプロダクトも続々と登場しています。中でも昨今特に話題を集めているのが… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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