徹底解説!基幹系システムのクラウド移行(第7回)

クラウドERPの導入に踏み切ったオリバーの選択とは

2015.10.07 Wed連載バックナンバー

 「クラウドファースト」が定着した企業のIT環境において、多くの企業が自社リソースのクラウド移行に着手しています。昨今は情報系システムの領域にとどまらず、基幹系のリソースまでをもクラウドへ移行するケースも増えています。その一方で「年代物の基幹系システムが聖域化していて、簡単にメスを入れることができない」という悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか。株式会社オリバーでは、オフコンで稼働するレガシーな基幹系システムをクラウド上のERPパッケージへ移行。なぜ、同社は長年使い慣れたシステムの更改を決断したのでしょうか。その背景に迫ります。

 

だましだましのシステム運用が業務効率の低下を招く

 昭和42(1967)年、家具メーカーとして創業以来、着実に実績を積み重ねてきた株式会社オリバー。同社は「安全・快適なインテリア空間を創造する」を経営理念として事業を展開し、業務用家具、ロビー用チェア、インテリア家具では販売高日本一の実績を持っています。また業界に先駆け、プランニングから納入・施工までトータルにプロデュースする新しい業態を確立。独自のスタンスで業務用家具業界をけん引する存在となっています。

 日本全国で事業を展開する同社では本社にオンプレミスの基幹系システムを構築し、全国28拠点、56営業所で活用してきました。しかし、長年使い続けてきたツケで、さまざまな問題が表面化していました。同社 管理本部 次世代基幹システム事務局 部長・プロジェクトリーダーの八木英則氏は「これまで20数年間、プラットフォームには手を入れず、オフコンの仕組みをWindowsにエミュレートして、だまし、だまし延命してきました」と切り出し、説明を続けます。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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