徹底解説!基幹系システムのクラウド移行(第11回)

JFE環境が基幹系基盤にクラウドを選択した理由

2016.02.19 Fri連載バックナンバー

 当サイトのIT事例コンテンツでも度々紹介しているように、企業における基幹系システムのクラウド移行が加速しています。セキュリティなどに対する漠然とした不安から移行をためらっていた企業も、サービスの本質を吟味し、事業継続性向上やシステム管理負荷の軽減といった具体的なメリットに目を向け、クラウド基盤の利用へとシフトし始めたのです。JFEグループにおいて循環型社会の創成に貢献しているJFE環境は、どのような背景や要因でクラウド移行を決断し、どのような効果をもたらしたのでしょうか。

 

サーバーの更改やBCPを背景に基幹系システムの運用方法を再考

 JFE環境株式会社は、旧日本鋼管の関連会社として1977年に創業し、2003年4月以降はJFEグループの環境中核企業として事業を展開しています。「常に世界最高の技術をもって社会に貢献する」というグループの理念のもと、高い技術力を生かして、非常に幅広い産業廃棄物のリサイクルや廃液・汚泥処理、焼却炉運用などの事業を推進。「地球規模での資源循環型社会」形成に貢献すべく、日々の業務に取り組んでいます。

 管理本部管理部長を務める田村輝雄氏は、「当社は直接の親会社であるJFEエンジニアリングの高い技術力をベースに、どんどん新しいものを取り入れていこうという方針で事業を進めており、ITに関しても特に近年、先進技術を積極的に導入しようとしています」と話します。

 その中でも、従来オンプレミスで構築していた基幹系システムをクラウド基盤に移行したことが大きな転換点になったと言います。それまでクラウドサービスを利用してこなかった同社は、どのような考え方で、その方向へ舵を切ったのでしょうか。

 管理部情報システム室長の彌富信行氏は、その背景や従来のシステム運用が抱えていた課題を説明します。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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