今さら聞けない!知ってるようで知らないIT用語

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違い

2014.07.04 Fri連載バックナンバー

 「クラウド」という言葉があちこちで聞かれるようになり、一般的な用語として世の中に浸透してきました。ビジネスの現場でも、企業の基幹的なシステムをクラウド化するなど、導入に踏み切る企業も増加しているのが現状です。

 しかし、クラウドサービスの大きな分類である「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」の違いを理解し、説明できる人は、まだ少ないのではないでしょうか。今回は、知っているようで知らないパブリッククラウドとプライベートクラウドについて、今さら聞けないそれぞれのメリットやデメリット、特徴や用途、そしてサービスの選び方を、一般社団法人クラウド利用促進機構(CUPA)代表理事の荒井康宏氏による解説を交えてご紹介しましょう。

 

使いたいときに使える「パブリック」と高度なコントロールが可能な「プライベート」

 パブリッククラウドとプライベートクラウドの大きな違いは、「共有」と「占有」という言葉で表すことができます。パブリッククラウドは、ハードウェアや通信回線などがパッケージされたクラウド環境を全ての利用者で共有しながら使用しますが、プライベートクラウドはクラウド環境の中に特定の企業専用の場所を用意し、占有しながら使うクラウドサービスとなります。

 両者の特徴について、荒井氏は「パブリッククラウドは、使用したい分だけ費用を支払う従量課金制で、企業はハードウェアなどの資産を持つ必要がありません。一方でプライベートクラウドは、クラウド環境でありながらフルコントロール・フルカスタマイズが可能なのが特長です。長所に合わせて、使い分けをするのがおすすめです」と語ります。何をクラウド化するのかという内容に合わせて、両者を上手に使い分けるのがポイントなのです。… 続きを読む

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井口 裕右

井口 裕右

1978年、埼玉県生まれ。立教大学法学部出身。ネット業界でのビジネス開発などを経て、ニュースメディアで記事制作、企画立案などに5年間従事。2013年7月に退職し、フリーライターとして独立。得意分野はモバイル、ソーシャルメディア、デジタルマーケティング、情報技術など。デジタル・ITによるライフスタイルの変革に関心を持つ。

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