ITを活用した節電テクニック

小規模ビルもBEMSで省エネ・節電対策できる

2014.01.13 Mon連載バックナンバー

 省エネ・節電対策として、大規模ビルを中心に普及が進んでいる「BEMS」(Building Energy Management System/ビル向けエネルギー管理システム )。東日本大震災以降、さらなる節電意識の高まりと、電気料金の値上げを背景に、大規模ビルだけでなく、小規模ビルにおいても導入を検討する事業者が増えています。しかしその一方で、「投資対効果」が大きな足かせとなっているという現実もあります。

 しかし最近では、「低コストで導入・運用可能なBEMS」も登場しており、そうしたソリューションにより、電気料金の削減を実現したチェーンストアの事例もあるようです。そこで今回は、同事例を紹介しながら、チェーンストアなどの「小規模多店舗型小売業」が「BEMS」を導入することのメリットについて解説していきます。

 

電気料金値上げ、7割の小売業が業績に悪影響

 東日本大震災以降、とどまることを知らない電気料金の値上げ。この値上げを受けて、小売業の約7割が業績に「悪影響」を感じており、同じく7割近くが「既存設備での節電を実施」しています。今後さらなる電気料金の値上げが進む見通しの中で、いままで以上に有効な節電対策を模索されている小売業の方も多いのではないでしょうか。


電気料金の値上げは、企業の6割が業績に「悪影響」と指摘している。
出典:帝国データバンク「電気料金の値上げによる企業の意識調査(PDF)」(2013年5月)


電気料金の値上げで影響を受ける企業の7割が、「既存設備での節電を実施」と回答。節電意識の高まりがうかがえる。
出典:帝国データバンク「電気料金の値上げによる企業の意識調査(PDF)」(2013年5月)

 

節電の第一歩は、電気料金のしくみを知ること

 すでにご存知の方も多いでしょうが、電気料金は「基本料金」と「使用量料金」の合算で、毎月請求されます。毎月使った分だけ請求される「使用量料金」を抑えることは言わずもがなですが、併せて抑えたいのが、毎月、固定料金がかかる基本料金です。… 続きを読む

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江嶋 徹

江嶋 徹

コピーライター

有限会社インクス広告制作所 代表。コンピュータ、周辺機器、ネットワーク、半導体といったIT系を中心に、省庁、化粧品、FMステーション、金融商品などの広告、SPツールのディレクション、コピーライティングを幅広く担当。ITをシンプル、わかりやすい文章で伝えることを信条としている。

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