知っておきたい電話の新常識(第4回)

「PBXのクラウド化」でコストを削減しよう

2013.11.27 Wed連載バックナンバー

 ビジネスで利用する電話環境を構築、あるいは刷新する際に、PBXを“所有”せずに“利用”するという選択が現実的になりつつあります。さらに、内線端末としてスマートフォンを利用することも視野に入る時代となりました。今回は、大きく様変わりしつつある「企業の電話環境の最前線」について解説していきます。

 

PBXを所有するリスクを解消するなら「IPセントレックス」

 企業が電話環境を構築する上で、社内の電話機を一般の公衆電話網に接続するPBX(Private Branch eXchange/構内交換機)の存在は欠かせませんが、一方で問題となっているのが、PBXの運用維持に要する負担の大きさです。特に、多拠点で事業を展開している企業にとっては、拠点の数だけPBXに関する負担が増えることになるため、その見直しは喫緊の課題となっています。

 その課題の解決策として、ぜひ活用したいのが「IPセントレックス」と呼ばれるサービスです。これはPBXの「クラウド化」を実現するサービスで、従来のようにPBXを所有するのではなく、通信事業者がサービスとして提供するサーバーに接続することで、PBXの機能を利用する形となります。PBXをわざわざ所有する必要がないことから、初期導入費用を抑えられるほか、運用作業がサービスの提供事業者によって行われるため、運用負担も大幅に軽減できることが大きなメリットです。

 さらに、保守期限を気にすることなく利用できることもポイントでしょう。PBXの保守期間は5~7年程度ですが、その期間を超えて――つまり保守期限が切れた状態で使い続けている企業は、実は少なくないのです。しかし当然のことながら、保守期限切れのPBXでトラブルが発生すれば、メーカー側のサポートを受けられない可能性が高く、電話が使えない状態に陥ってしまいます。電話はビジネスコミュニケーションの重要なインフラであることを考えると、保守期限の切れたPBXを使い続けるのは、極めてリスクの高い行為と言えます。… 続きを読む

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Bizコンパス編集部

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