2016.07.05 Tue

若手の使命感から生まれた新たな不動産ビジネスの形

明和地所株式会社 代表取締役社長 原田 英明 氏

 少子高齢化による人口の変化や、都市部への人口流入、晩婚化による単身世帯の増加など、不動産業界を取り巻く周辺が大きく変化している。そんな中で、1986年の創業から、首都圏エリアを中心に自社ブランド「クリオマンション」を供給し続けているのが、明和地所株式会社である。

 同社はマンション専業のディベロッパーであるが、多様なニーズに応えるシリーズ展開が特徴。ファミリータイプや街のコミュニティを創造する大規模プロジェクトをはじめ、近年では女性向け、単身者向けコンパクトマンションも取り扱っている。現在は駒沢オリンピック公園に至近の緑豊かな邸宅「クリオ駒沢公園」などのマンションが販売中となっている。

 代表取締役社長を務めるのは、同社の2代目となる原田英明。現在の明和地所に至るまでには、初代である父との物語があった。

 

父は不動産業界に名を残す伝説の営業マン

 原田は1968年、東京の高田馬場で生を受けた。180センチの恵まれた体躯を持つ父の影響か、出生時の体重は4,000グラムと、周囲も驚く大きな赤ん坊だった。

 父の利勝は、大手不動産会社の大京観光(現・大京)で活躍した営業マン。自身の実績はもちろん、強烈なリーダーシップを発揮し、若手を鍛え上げる厳しい上役として、業界にその名を轟かせる人物だった。

「仕事をしている時の父の話は、周囲の人からよく聞きましたが、家では特に厳しくはなかったと思います。たまの休みには、一緒に遊んでもらった記憶もあります。子どもだからといって、自分の考えを押し付けたりするような所もなく、今から思うと一人の人間として尊重してくれたのかなという気がします」

 そのまますくすくと育った原田は、中学3年で187センチの体躯を持つようになり、長身を生かして高校生までバスケットボールに打ち込んだ。

 原田が高校3年生だった1986年、父は大きな決断を下す。… 続きを読む

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原田 英明(ハラダ ヒデアキ)

1968年、東京都生まれ。明治大学文学部卒業後、1993年に佐藤工業株式会社に入社。営業の経験を経て、1999年に明和地所株式会社に入社。社長室長補佐、マンション事業部長を経て、2005年4月より代表取締役社長に就任、現在に至る。

明和地所株式会社について
■ 事業内容マンション等の開発分譲事業
■ 本社所在地東京都渋谷区神泉町9番6号 明和地所渋谷神泉ビル
■ 資本金35億3,750万円
■ 従業員数253人(2016年3月31日現在)
■ 業種マンション開発・分譲
■ ホームページ

http://www.meiwajisyo.co.jp

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