2015.06.30 Tue

“ゴルフ一筋”社長がリゾート市場に打ち込んだ先手

株式会社東急リゾートサービス 取締役社長 速川 智行 氏

 東急グループのリゾート運営会社として、会員制リゾートホテルをはじめゴルフ場、スキー場、別荘地等、全国77施設を運営する東急リゾートサービス。同社はリゾート施設を保有せず、「運営」に特化している点が特徴だ。リゾート施設の運営受託や、施設運営のコンサルティングなど、リゾート施設の価値創造を行っている。

 昨年より社長を務める速川智行も、ゴルフ場をはじめとしたリゾート施設の運営に長らく携わっていた人物だ。

 

学生時代も会社員時代も“ゴルフ一筋”

 埼玉県で生まれ育った速川がゴルフと出会ったのは高校時代。大学附属の高校に入学するとゴルフ部へと入部した。

「理由は、せっかく高校に入ったのだから、何かスポーツに打ち込みたかったこと、それに高校から始めてもすぐにレギュラーになれそうなスポーツがゴルフだったからです(笑)」

 その思惑通り、あっという間にレギュラーの座を掴んだばかりか、高校ゴルフ界の“春の甲子園”とも呼ばれる全国高等学校ゴルフ選手権春季大会への出場も果たした。

 「からくりを話してしまうと、当時ゴルフの選手権に参加する高校は全国で38校しかありませんでしたので、出場は当たり前だったんですね」と、速川は笑って振り返る。ちなみに現在ではこの大会、全国から数多くの高校が出場を目指す、甲子園同様の狭き門となっているという。

 大学でも一度は体育会のゴルフ部に入ったが、思いのほか金銭的負担が大きく退部、ゴルフ場でキャディーのアルバイトをするようになる。アルバイトの中心は休日だが、毎週土曜日には、午前中に授業を終えるとゴルフ場に直行した。アルバイトしていたゴルフ場には、2005年から東急リゾートサービスが運営することになる鶴舞カントリー倶楽部(千葉県市原市)もあった。

 大学を卒業した1987年、都市型の開発業に憧れていた速川は、東急リゾートサービスの親会社である東急不動産へと入社する。しかし配属されたのは、… 続きを読む

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速川 智行(ハヤカワ トモユキ)
1965年、埼玉県生まれ。1987年早稲田大学商学部を卒業後、東急不動産株式会社に入社。リゾート事業本部ゴルフ事業部統括部長を経て、2011年4月より株式会社東急リゾートサービスの取締役常務執行役員、2014年4月より同社代表取締役社長、社長執行役員に就任、現在に至る。2015年4月より東急不動産株式会社の執行役員を兼任。

株式会社東急リゾートサービスについて
■ 事業内容会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」やゴルフ場、スキー場、別荘地など、全国38事業所、77施設のリゾート施設の運営
■ 設立年月1979年3月
■ 本社所在地東京都渋谷区道玄坂1-21-2
■ 資本金100百万円
■ 従業員数1,647名
■ 業種リゾート施設運営業
■ ホームページ

http://www.resortservice.co.jp/

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